被リンクとは|SEOで重要な理由と効果を徹底解説
「被リンク」とは第三者のWEBページから自サイトに向けて貼られたリンクのことでGoogle検索で上位に表示させる上で重要な役割を持ちます。今回は、「被リンクがSEOで重要な理由」「被リンクの効果」「良い被リンクの条件」「悪い被リンクの条件」「被リンクを確認する方法」「よくある質問」など被リンクについて徹底解説します。
被リンクとは
被リンクとは、外部のWEBサイトから自社のWEBサイトへ向けて貼られたリンクの事です。「外部リンク」や「バックリンク」と呼ぶこともあります。尚、海外では「Back Link(バックリンク)」と言います。
例えば、このぺージを読んだユーザーが内容を気に入ってくれて、自分のブログでリンク付きで紹介してくれるとします。この場合、他サイトから自サイトへのリンクになるため、自サイトにとっての被リンクとなります。
Googleは被リンクを第三者からの「投票」と考えているため、関連性の高いページや信頼性の高いサイトから多く被リンクを獲得しているサイトを人気のサイトだと評価します。
この仕組みをPage Rankと呼び、以前はGoogleツールバーから0~10まで11段階の指標でPage Rankを見る事ができたため、被リンクをSEO的な視点で評価することが出来ました。
※ Googleツールバーは2013年の12月以降更新されなくなり、現在では完全廃止されています。
被リンクがSEOで重要な理由
被リンクがSEOにおいて重要な理由は、検索エンジンはぺージの信頼性や情報の正確性をコンテンツの内容だけで判断することができないためです。
そこでGoogleは、信頼できるサイト・ぺージには多くの被リンクが集まるという考えの元、Page Rankの仕組みを開発し被リンクによって信頼性や人気度、ページの価値を判断しています。
つまり、人間が「有名な会社だから大丈夫」「みんながオススメしているから大丈夫」と思う考えを、リンクが集まることに置き換えているというわけです。
そのため、被リンクによってぺージを評価するPage Rankアルゴリズムは現在もランキングを決定する際の重要な仕組みとして機能しています。
その証拠に、Googleの公式ページには以下のように説明されています。
Google は、さまざまなシステムを導入してページ間の相互リンクを理解し、ページの内容と、検索クエリに対して最も有益な情報を提供するページを判断しています。その中でも PageRank は、Google がサービスを開始した当初から使用されているコア ランキング システムの一つです。
リンク分析システムと PageRank
PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最も良い情報源として投票されているかを分析します。
Google が掲げる 10 の事実 :ウェブ上の民主主義は機能する。
被リンクはGoogleがインターネットの中でも価値の高いサイトを判別する重要なシグナルとなり、ランキングを決定する際に利用されるためSEOで重要となります。
被リンクのメリット
被リンクには、以下4つのメリットがあります。
- 検索順位が上昇しやすくなる
- ドメインパワーが高くなる
- クローラビリティが向上する
- インデックスが早まる
それぞれ詳しく解説します。
検索順位が上昇しやすくなる
被リンクがもたらす1つ目のメリットは、検索順位が上昇しやすくなることです。
先ほど記載した通り、被リンクによってWEBサイトを評価する仕組みはGoogleのランキングシステムの一部のため、良質な被リンクを獲得することで自サイトの評価が高まり検索順位が上昇しやすくなります。
検索順位が上がって自サイトが自然検索結果の上位に表示されれば、アクセス数やコンバージョン数の増加が期待できます。
ドメインパワーが高くなる
被リンクがもたらす2つ目のメリットは、WEBサイトのドメインパワーが高くなることです。
ドメインパワーとは、WEBサイトの信頼性や権威性を数値化したもので、ドメインパワーが高いサイトはGoogleから信頼性の高いサイトと評価され、WEBサイト自体の検索順位が向上しやすくなります。
2020年4月28日にBACKLINKO社が行った調査では、被リンクを多く獲得しているドメインパワーの高いサイトの方が検索結果で上位にランクされる傾向があることが発表されています。
このことからも、被リンクを増やしてドメインパワーを上げることはSEOにおいて大きなメリットになります。
クローラビリティが向上する
被リンクがもたらす3つ目のメリットは、クローラビリティが向上することです。クローラビリティとは、Googleのクローラーが「サイト内のページをどれだけ見つけやすいか」を意味する言葉です。
新しいページを作成しても、クローラーがページを巡回しなければ、検索結果に表示されないため意味がありません。他サイトからリンクされると、クローラーはリンクを辿って新しいページを発見しクロールすることができます。
つまり、被リンクを増やすことでクローラビリティを改善することができます。
インデックスが早まる
被リンクがもたらす4つ目のメリットは、インデックスの速度が向上することです。
インデックスとは、WEBページを巡回したGoogleのクローラーが取得したページの内容をデータベースに保存することを指します。WEBページはインデックスされて初めて検索結果に表示されます。
被リンクが多いサイトはユーザーにとって価値が高いサイトと検索エンジンから判断されるため、被リンクがないサイトに比べて、ページの評価を更新する速度やインデックスされるまでの速度が早くなる傾向があります。
SEO効果の高い被リンクの条件
SEO効果の高い良質な被リンクの条件は、以下8つを満たすリンクです。
- 被リンクを多く獲得しているサイトからのリンク
- 関連性の高いサイトからのリンク
- アンカーテキストに関連するキーワードが含まれている
- nofollowが設定されていないリンク
- メインコンテンツの中にあるリンク
- メインコンテンツの上部にあるリンク
- 信頼できるサイトからの距離が近いリンク
- 鮮度の高いページからのリンク
それぞれ詳しく解説します。
被リンクを多く獲得しているサイトからのリンク
被リンクを多く獲得しているサイトからのリンクは、SEO効果の高い被リンクです。
PageRankの元となるランダムサーファーモデルの特許を見ると、「被リンク数が多いページ」「PageRankが高いページ」は重要なページと判断され、評価が高くなると記載されています。
このようなサイトから被リンクをもらうと、以下の図のように自サイトのSEO評価も高くなります。
関連性の高いサイトからのリンク
自サイトのテーマと関連性が高いサイトからのリンクは、SEO効果の高い被リンクです。
例えば、コスメの通販サイトを運用している場合、求人サイトや旅行サイトからのリンクとコスメに関連するサイトからのリンクでは、後者のリンクのほうが自社と関連性が高いため、SEOの評価が高まります。
被リンクを獲得する際は、自社と近い業界や業種のWEBサイトからリンクしてもらいましょう。
アンカーテキストに関連するキーワードが含まれている
アンカーテキストに関連するキーワードが含まれている被リンクは、SEO効果の高い被リンクです。
アンカーテキストとは、WEBページ内のリンクに設置するテキストのことです。
Googleはアンカーテキストのキーワードとリンク先ページの関連性が高い場合は、より多くのPageRankを分配します。被リンクを獲得する際は、自社に関連するキーワードを含むアンカーテキストからリンクしてもらいましょう。
nofollowが設定されていないリンク
nofollowタグが設定されていない被リンクは、SEO効果が高いリンクです。
nofollowタグとは、Googleのクローラーに対して「リンク先のページをクロールしない」「リンク先のページを評価しない」という命令を出すタグです。被リンクにnofollowタグが設定されていた場合、PageRankが自サイトに分配されないため、被リンクのSEO効果はなくなります。
被リンクを獲得する際は、dofollowのリンクを獲得しましょう。
メインコンテンツの中にあるリンク
メインコンテンツ内に設置された被リンクは、SEO効果の高い被リンクです。
検索エンジンは、ページ内で重要な位置(クリック率の高い場所)にあると想定されるリンクに多くのPageRankを分配します。この仕組みを、リーズナブルサーファーモデルと呼びます。
メインコンテンツ内からの被リンクは、フッターやヘッダー・サイドナビに比べてクリックされる確率が高いためSEO効果が向上します。
被リンクを獲得する際は、メインコンテンツ内からリンクしてもらいましょう。
メインコンテンツの上部にあるリンク
メインコンテンツの上部に設置された被リンクは、SEO効果が高い被リンクです。検索エンジンは、ユーザーがページを訪れた際に最初に目にするファーストビューに重要な情報があると判断します。
そのため、メインコンテンツ内に複数のリンクがある場合、PageRankは上部にあるリンク先のページに最も多く分配されます。
被リンクを獲得する際は、なるべくメインコンテンツの上部からリンクしてもらいましょう。
信頼できるサイトからの距離が近いリンク
信頼できるサイトからの距離が近いリンクは、SEO効果の高いリンクです。
2018年に更新されたPageRankの特許を見ると、信頼できるサイト(シードサイト)から別のサイトをリンクで経由した回数に応じて評価を変える仕組みが導入されています。
【参考ページ】:SEO by the Sea:PageRank Update
シードサイトが何かは公開されていませんが、推測するにYahoo!やwikiなど多くのサイトを掲載しているサイトだと考えられます。シードサイトから直接リンクされるようにしましょう。
鮮度の高いページからのリンク
鮮度の高いページからのリンクは、SEO効果の高い被リンクです。ここで言う鮮度とは、ページの公開日が古い新しいではなく「コンテンツの鮮度」「被リンクの増減」を指します。
最新の情報を含むページや一定期間内に被リンクが増加しているページは、時事性や話題性が高いページと見なされ検索エンジンから高く評価されます。
被リンクを獲得する際は、新しい情報を掲載しているページからリンクしてもらいましょう。
低品質な被リンクの種類
被リンクは、どんなリンクでもSEO効果がある訳ではありません。被リンクの内容や獲得方法によっては、Googleのガイドライン違反になるブラックハットSEOに該当します。
低品質な被リンクは、以下に該当するリンクです。
- 金銭を払って売買されたリンク
- リンク集を使った過剰な相互リンク
- 自動化されたプログラムを使って作成されたリンク
- ブログのフッター、サイドナビなど共通パーツに埋め込まれたリンク
- ブログのコメント欄に埋め込まれた作為的なリンク
- 質の低いブックマークサイトやディレクトリサイトからのリンク
- ワードサラダなど自動生成ツールを使ったリンク
- 被リンクを自動化するプログラムを使って作成し自サイトにリンクする行為
【参考ページ】:Googleウェブ検索のスパムに関するポリシー
このようなランキング操作を目的に作成・設置されたリンクを「スパムリンク」と呼びます。Googleはペンギンアップデートやリンクスパムアップデートをおこない、スパムリンクのSEO効果を無効化しているため、現在は低品質な被リンクを増やしてもSEO効果はありません。
ただし、悪質性が高いとGoogleから判断された場合は、手動による対策ペナルティを与えられ、検索順位の大幅な低下、もしくはインデックスから削除といった厳しい処置が与えられます。
被リンクを増やす方法
被リンクを増やすための方法は、以下になります。
- 品質の高い魅力的なコンテンツを作成する
- サイトにシェアボタンを設置する
- リンク切れページに貼り替え依頼をおこなう
- 自社クライアントの事例紹介記事を作成する
- 調査データをまとめた記事コンテンツを作成する
- 無料ツール・テンプレートを作成する
- 寄稿をおこなう
- セミナー・イベントをおこなう
- プレスリリースを配信する
- 研究結果やアンケート結果をまとめた一次情報を掲載する
例えば、良質なコンテンツを作成したらメルマガやSNSを使って多くの人に知ってもらえるように拡散します。 記事の内容に共感してくれた場合は、自身のブログやサイトで取り上げてもらえるため被リンクが増えます。
また、役立つツールや価値の高い一次情報を公開すると、引用付きで紹介されるため被リンク獲得に繋がります。
被リンクを増やす方法は多岐にわたるため、自社の体制やリソースに合わせた取組みが必要です。
被リンクの獲得方法や被リンク営業の方法については、別記事で詳しく解説しています。
被リンクを調べる方法
被リンクを調べるツールは、以下になります。
- Google Search Console
- ahrefs
- Moz
- Majestic
それぞれのツールの使い方を解説します。
GoogleSearch Console
Google Search Consoleは、無料で利用できるGoogleの公式ツールです。自サイトが獲得した被リンク数、URL・アンカーテキストを確認することができます。
▼ Googleサーチコンソールを使って被リンクを確認するには、以下の手順をおこないます。
- Google サーチコンソールにログイン
Google サーチコンソールにアクセスして、Googleアカウントでログインします。 - プロパティを選択
画面左上にあるドロップダウンから、被リンクを確認したいサイトのURLを選択します。 - 「リンク」メニューへ移動
画面左側のメニューから「リンク」をクリックします。 - 「上位のリンク元サイト」を確認
「上位のリンク元サイト」にある「詳細」をクリックすると、他のWEBサイトからのリンク(被リンク)が一覧表示されます。 - 被リンクの詳細を確認する
一覧からURLをクリックすると、どのページに対してリンクしているか表示されます。さらにURLをクリックすると、被リンク元ドメイン内のどのページからリンクされているのかも確認することができます。
取得した被リンクデータは、Excel・CSV形式またはGoogleドキュメント形式でまとめてダウンロード可能です。
サーチコンソールは、SEOの効果を測定・分析する上で非常に便利なツールなので、これを機に積極的に活用してみましょう。
ahrefs
ahrefsは、SEOや被リンク分析に使用される人気のあるサードパーティーツールです。
▼ ahrefsで被リンクを確認する方法は、以下になります。
- ahrefsにログインして「Site Explorer」を選びます。
- 分析したいWEBサイトのURLを入力し、検索ボタンをクリックします。
- 左側のメニューから「被リンク」を選ぶと、リンク元のURL、アンカーテキスト、ドメインランクなど、個々の被リンクの詳細情報を見ることができます。
ahrefsは、被リンクの数だけでなく、被リンク数の推移などを細かく確認することができます。
MOZ
MOZもahrefsと同じように被リンクの分析をおこなうことができるツールですが、被リンクの安全性を数値化したスパムスコアを見る事ができます。
▼ MOZで被リンクを確認する方法は、以下になります。
- MOZにログインしてダッシュボードから「Link Explorer」を選択します。
- 分析したいサイトのURLを入力し、「Analyze」ボタンをクリックします。
ドメインランク、リンク数、スパムスコアなどの被リンクに関する情報を確認することができます。尚、左側のメニューから「Inbound Links」を選択すると、個々の被リンクの詳細を確認することができます。
Majestic SEO
Majestic SEOは、ahrefsやMOZよりも知名度は低いですが、リンクの質と数それぞれを評価できたり、リンクネットワークを可視化したLink Graph機能があるなどSEO専門家向けのツールです。
▼ Majesticで被リンクを確認する方法は、以下になります。
- Majesticにログインして、ダッシュボードから「Site Explorer」を選びます。
- 調査したいドメインまたはURLを入力して「Search Explorer」ボタンをクリックします。
- 分析が完了すると、Trust Flow、Citation Flowなど被リンクに関する指標が表示されます。
- 「Backlinks」タブを選択すると、個別の被リンク、アンカーテキスト、リンク元のドメインの詳細などを見ることができます。
Majesticは、被リンク分析に関するマニアックな機能が多くあります。
低品質な被リンクが設置された場合の対処法
低品質な被リンクやスパムリンクが、自サイトに設置された場合の対処法は以下になります。
- 何もせずに放置する
- Google Search Consoleからリンクを否認する
それぞれ詳しく解説します。
何もせずに放置する
自サイトに低品質な被リンクが設置されるのを見ると気になる方が多いと思いますが、基本的には放置で問題ありません。Googleは2016年のペンギンアップデート4.0以降、低品質な被リンクが設置された場合でもアルゴリズムで自動的に無効化するので何もしなくて良いと公式で発信しています。
逆SEOを防ぐために、Googleは低品質な被リンクに対してマイナスの評価をせず無効化します。
Google Search Consoleからリンクを否認する
どうしても気になる場合は、Google Search Consoleのリンク否認ツールを使ってリンクの効果を否認することができます。ただし、リンク否認を使って実際には効果のある良質な被リンクまで否認してしまった場合は検索順位が下落する可能性があるため、基本的には使いません。
そのため、リンク否認をおこなう場合は、事前にSEOの専門家に相談した上で作業をおこなうか決めましょう。
リンク否認をおこなう手順は別の記事で詳しく解説しているので、作業をおこなう場合はこちらを参考に進めてみてください。
被リンクついてよくある質問
過去、弊社に寄せられた被リンクに関する質問の中から特に多く質問があった項目を、ピックアップして紹介します。
- 質問①:被リンクの増加率はSEO効果に影響しますか?
- 質問②:同一ページ内に同じURLへのリンクが複数ある場合SEO効果はどうなりますか?
- 質問③:過去リンクされた事がないドメインからのリンクはSEO効果が高くなりますか?
- 質問④:被リンクを獲得しているページをnoindexにするとSEO効果はなくなりますか?
- 質問⑤:被リンクを獲得したページが404エラーページの場合はSEO効果がなくなりますか?
- 質問⑥:関連性が低いサイトからの被リンクはペナルティになりますか?
- 質問⑦:被リンク数とはなんですか?
それぞれ回答します。
質問①:被リンクの増加率はSEO効果に影響しますか?
被リンクの増加率が高い方が、Googleから価値の高いページと認識され評価されます。
被リンクは一定期間内に「新規で獲得した被リンクの増加率が高まる」もしくは「被リンクの減少率が低下」すると、ページの評価が高くなります。
これは、被リンクが増えているページは鮮度が高い情報を扱っているため、ユーザーが支持しているページと検索エンジンから判断されるためです。
逆に「新規で獲得した被リンクの増加率が減少する」もしくは「被リンクの減少率が高まる」と、ページの評価が低くなります。
質問②:同一ページ内に同じURLへのリンクが複数ある場合SEO効果はどうなりますか?
同一ページ内で同じURLへ向けて複数のリンクがある場合、一番上にあるリンクだけランキングに影響します。そのため、同一ページからのリンクの数は1つでも複数でもSEO効果は変わりません。
ちなみに、同一ドメイン内の異なるページからそれぞれリンクがある場合は、それぞれランキングに利用されます。
質問③:過去リンクされた事がないドメインからのリンクはSEO効果が高くなりますか?
過去にリンクされた事がないドメインからのリンクは、既にリンクされているサイトからのリンクよりもSEO効果が高くなります。
Googleはサイトの人気度を評価する際に、新しいドメインからリンクを獲得しているかどうかを見て評価します。
同一ドメインからの2本目のリンクに関しては1本目のリンクよりもSEO効果が減少します。
質問④:被リンクを獲得しているページをnoindexにするとSEO効果はなくなりますか?
被リンクを獲得しているページをnoindexにすると、獲得した被リンクによるSEO効果はなくなります。
▼ Googleのジョン・ミュラー氏は、noindexのページのリンクシグナルについて以下のように解説しています。
「noindex や、robots.txt でブロックしたりすると、そのページに関連するシグナルはすべて失われる。
たとえば誰かがページにリンクしてあなたがそのページに noindex を設定していたとすると、どこにもリンクしていないことになる。」
検索結果に出したくないページでも被リンクを獲得している場合は、そのSEO効果も考慮してnoindexにするか判断しましょう。
質問⑤:被リンクを獲得したページが404エラーページの場合はSEO効果がなくなりますか?
被リンクを獲得しているページが404エラーページになった場合は、リンクのシグナルを失うためSEO効果がなくなります。
404エラーページは、存在しないページにアクセスすると表示されるステータスコードです。存在していないページへの被リンクの効果は無効になるということです。
被リンクのSEO効果を維持したい場合は、301リダイレクトを使って404エラーページからステータスコード200を返すページへリダイレクトをかけましょう。
質問⑥:関連性が低いサイトからの被リンクはペナルティになりますか?
関連性が低いサイトからリンクされたからといって、ペナルティにはなりません。
関連性の低いサイトからリンクをしてペナルティになるのであれば、競合サイトにペナルティを与えることが意図的に出来てしまうためです。
ただし、関連性が低いサイトからの被リンクの場合、得られるSEO効果も低くなります。
質問⑦:被リンク数とはなんですか?
被リンク数とは他サイトから自サイトに向けて貼られたリンクの総数のことです。
似た用語に「被リンクドメイン数」がありますが、こちらは自サイトに向けてリンクしたサイト(ドメイン)の総数のことです。
SEO対策では、被リンク数よりも被リンクドメイン数を増やすことが大切です。
関連性の高いWEBサイトから多く被リンクを獲得できるようにしましょう。
まとめ
良質な被リンクは自サイトの信頼性や権威性を高め、ランキングを向上させる効果があります。ただし、金銭を払ってリンクを買ったり、自作自演でリンクを作成する行為はペナルティの対象となるため注意が必要です。
良質な被リンクを増やすためには、ユーザーにとって価値の高いコンテンツを作成しそれを拡散させることが大切です。弊社では、被リンクの獲得方法が分からないサイト運営者や社内のリソースが不足している企業に対して、被リンク獲得代行サービスをおこなっています。
創業から10年以上被リンク獲得サービスをおこなってきたノウハウを元に、お客様のWEBサイトに最適な被リンク獲得の支援をおこないます。
気になる方やサービス資料を見たいサイト運営者様は、気軽にお問合せください。
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