MEO対策 ローカルパックとは?種類や表示させる方法について解説

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スマートフォンやパソコンで飲食店や美容院など地域に関連するキーワードを調べると、検索結果に地図と一緒に店舗情報が表示されるのを良く見ると思います。今回は「エリア名+サービス名」検索で表示される「ローカルパック」についての解説記事になります。ローカルパックとは何か、ローカルパックの種類や表示させる方法をご紹介いたします。

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ローカルパックとは

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ローカルパックの基本解説

MEO対策やGoogleビジネスプロフィールで、よく耳にする「ローカルパック」とは何でしょうか? 

答えはGoogleでの検索時に「地域名+業種」など特定の地域を対象にしたローカルキーワードを入力し、検索結果画面に地図情報とともに出てくる3つのビジネスリストのことを「ローカルパック」といいます。

通常は3店舗表示されますが、情報が少ない場合は2店舗、多い場合は4店舗という風に変動します。

ローカルパックには、店名・住所・業種・電話番号・営業時間・口コミ件数・オンライン予約や、ホームページのリンク・タグなどが掲載されます。また、PCやスマートフォンのデバイス、検索するキーワードなどによって、見え方や表示される内容、項目が異なります。

ローカルパックに表示されている店舗情報は、Googleビジネスプロフィールに登録されている情報を元にしています。そのため、ローカルパックに自身の店舗情報を表示させたい場合は、Googleビジネスプロフィールの登録が必須です。

ローカルパックは自然検索画面の1番上に表示されることが多いため、検索ユーザーも目にとまりやすく、自身の店舗やビジネスが認知され、集客に繋がりやすいです。

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ローカルパックに表示された場合の効果

ローカルパックに自身の店舗やビジネスが表示されたとして、いったいどんな効果があるのでしょうか。

1番の効果は「集客」です。ローカルパックは自然検索の上部に表示されることが多いため、検索ユーザーの目にとまりやすいです。

ローカルパックには地図・店舗名・電話番号・営業時間などの詳しい店舗情報が掲載されています。検索したユーザーがすぐにお店に行く、電話予約するなどのアクションがしやすいため、集客に繋がりやすいといわれています。

MOZ社の調査結果では、ローカルパックのクリック率は33%で、3人に1人がクリックするという結果が出ています。

高いクリック率の理由は、「地域名+業種」のローカルキーワードで検索しているユーザーは今から行く店を探している場合が多いため、ローカルパックに表示されたピンの位置とユーザーが現在いる場所が近い場合は「これから行く候補のお店」となり、クリックして店舗情報を確認するためです。

高いクリック率があるローカルパックですが、ローカルパックのリスト内も自然検索と同じで、上位に表示されているものからユーザーはクリックします。ローカルパック内で上位に表示されれば競合店よりも多くのユーザーを獲得することが可能です。          

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ローカルパックが表示される条件

ローカルパックが表示されるための条件があるようですが、Google側が表示される仕組みに関して公表していません。しかしながら、検索クエリ(検索したキーワード)によってローカルパックが表示される時と、されない時があります。

一般的にローカルパックの表示には、検索したキーワードがローカル検索に影響を与えているかが関係しているといわれています。検索したキーワードが場所に関係がない時などは、ローカルパックは表示されないことが多いそうです。

また、ローカルパックが表示されるときでも、自然検索の上部に表示される場合もあれば、下部に表示される場合もあります。

これは検索ユーザーがローカルパックを必要としている度合いに応じてGoogleが表示場所を変えていると考えられます。

【具体例】

■ キーワード「ラーメン 渋谷」

・ローカルパック表示位置:検索結果上部に表示
・ユーザーの検索意図:近くのラーメン店を探している

■ キーワード「婚活パーティー」

・ローカルパック表示位置:検索結果中段に表示
・ユーザーの検索意図:
① 婚活パーティーついて調べている
② 婚活パーティーをやっているお店を調べている

このように検索意図が複数ある場合、ローカルパックは上部に表示されず中段、もしくは下部に表示されるケースが多いです。

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ローカルパックの種類

ローカルパックには、「ローカルABCパック」「ローカルスナックパック」「通常のローカルパック」の3つの種類があり、さらに隠れているお店を全体表示させたものをローカルファインダーといいます。

種類によって表示される情報が異なります。また、表示方法も通常のローカルパックでパソコンから見るのと、スマートフォンから見るのでは異なります。種類やデバイスによって、見え方が変わります。

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ローカルABCパック

ローカルABCパック


複数の店舗があるブランドチェーン店や、ジャンル名で検索した場合の検索画面を、ローカルABCパックといいます。

表示される際に、お店の情報が「ABC」表記でリスト表示されるため、ABCパックと呼ばれています。ブランド名やジャンル名のため、ローカルABCパックは評価を受けにくいビジネスや店舗だといわれています。

例えばコンビニや銀行、消防署などが当てはまり、口コミや評価数が表示されない特徴があります。リストに上位表示されるのは、検索ユーザーから距離の近い店舗が順番に表示されやすい傾向があります。

【ローカルABCパックに表示される情報】

・ビジネス名、店舗名
・住所
・ジャンル
・電話番号
・営業時間
・ホームページのURLなど

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ローカルスナックパック

ローカルスナックパック


「ローカルスナックパック」は飲食や娯楽などのサービスを、カテゴリ検索したときに出てくるものをいいます。

例えば、「渋谷 レストラン」「原宿 美容室」などのカテゴリでローカル検索を行った場合に、表示されるのがローカルスナックパックです。他のローカルパックとの大きな違いは、写真が表示されることです。

写真が表示されるため、ユーザーの視覚に訴えかけやすく、店舗のイメージが伝わりやすいです。ローカルスナックパック自体には、電話番号やウェブサイトのURLは表示されません。

しかし、詳しい情報を見るためにクリックすると、Googleビジネスプロフィールのページに飛んで詳細を確認できるため検索したユーザーがアクションを起こしやすいです。

【ローカルスナックパックで表示される情報】

・ビジネス、店舗名
・住所
・ジャンル
・営業時間
・口コミの数、星評価など

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通常のローカルパック

通常のローカルパック


「通常のローカルパック」は、「地域名+業種」などのローカルキーワードで検索したときのローカルパックのことをいいます。ローカルパックのほとんどが、この通常のローカルパックにあたります。ローカルパックに表示されている3つの店舗は、「ローカルパック3」と呼ばれています。

PCからウェブブラウザで検索した場合は、右側に予約、ウェブサイト、ルート検索のボタンが並びます。スマートフォンのブラウザからは電話番号が表示されるようになっています。通常のローカルパックはデバイスによって仕様が異なります。

【通常のローカルパックで表示される情報】

・ビジネス名、店名
・住所
・業種
・口コミの数、星評価
・電話番号
・営業時間
・オンライン予約
・ホームページのURL

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ローカルファインダー

ローカルパックは通常3つしかビジネスや店舗が表示されないようになっていますが、下に「すべて表示」のボタンがあります。ここを押して、ビジネス・店舗一覧を出したページを「ローカルファインダー」といいます。

ローカルファインダーでも検索ユーザーに見てもらえる可能性はありますが、ローカルパックよりもユーザーの目にとまる可能性が下がります。そのため、ローカルパックに表示されるほうが重要視されています。

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ローカルパックの順位を取得する方法

ローカルパックに上位表示させるためには、順位を確認するのが重要です。しかし、ローカルパックは調べる位置で、検索順位が異なります。どうやってローカルパックの順位を見られるのでしょうか。ローカルパックの順位を取得する方法は4つあります。

【ローカルパック順位取得方法】

・シークレットモードでの取得方法
・広告プレビューでの取得方法
・i seach from
・順位取得ツールでの取得方法

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シークレットモードでの取得方法

Googleでは「シークレットモード」、SafariやFirefoxでは「プライベートモード」と呼ばれています。シークレットモードは、閲覧履歴やクッキー情報が残らない検索機能のことです。

このシークレットモードでは、過去の閲覧履歴やクッキー情報、ユーザーの検索履歴やアクセス履歴などから検索結果を出すパーソナライズド機能の影響を受けない特徴があります。しかし、シークレットモードは端末の位置情報を読み込んでしまうため、正確性には欠けているといわれています。

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広告プレビューでの取得方法

Googleの広告プレビューでもローカルパックの順位を取得することができます。シークレットモードは位置情報に左右されますが、Googleの広告プレビューでは位置情報を指定して検索結果を表示させることができます。

そのため、シークレットモードよりも情報が正確です。しかし、Googleの広告プレビューで得られるのは、上位3位までしか得られないため、広くデータを集めて分析したい場合には向いていません。

広告プレビューでローカルパックの順位を取得する方法

Googleの広告の管理画面をひらき、右上の「ツールと設定」の「プランニング」の中にある「広告プレビューと診断」をクリックします。

広告プレビューと診断を開くと、条件設定画面が表示されます。左に検索ワードを入力し、地域や言語、デバイスの設定ができます。検索したいキーワードを入れると自動的に検索し、結果が表示されます。

Googleの広告プレビュー
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i seach from

i seach from は、Google検索を違うロケーションから行えるというものです。国・言語・使用デバイスを入力するだけで、設定した場所から検索した結果を見られるサービスです。

日本が提供しているサイトではないため、サイト内の表記は英語です。Countryなど単語で難しいものではないため、英語が苦手という方も利用しやすいです。Googleの広告プレビューは上位3位までしか見られませんでしたが、i seach fromは3位以降のランキングを見ることができるため便利なサイトです。

【i seach fromの使い方】

1. Countryに検索したい国を入力します。

2. Languageに言語を設定します。

3. Deviceは現在の端末を選択します。

4. Deviceの下の長い欄に検索したいキーワードを入力し、最後にSearchを押せば検索できます。細かく都市などを設定したい場合は一番下の欄から都市など細かな情報を設定できます。

i seach from
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順位取得ツールでの取得方法

最後はMEO順位取得ツールでランキングを取得する方法です。

MEO順位取得ツールとは、MEO対策を効果的に行うために、順位の取得や効果測定、分析や運用を効率化するためのツールで、さまざまなMEO対策業者がツールの開発、もしくは導入を行っています。業者によりツールでできることも異なり特徴があります。

MEO順位取得ツールの多くは、その時点の順位だけではなく日々の順位をデータ化して、順位推移のグラフや前日当日比などを表示させることができます。

また、ツールによっては「計測地点」「計測時間」を任意に設定することができるため、より条件を絞った状態で順位計測をおこなうことができます。

順位取得ツールでは、シークレットモードのように位置情報が読み取られ、正確な情報が得られないことはありません。また、広告プレビューのように上位3位までしか見られないこともありません。

無料で順位を取得する方法よりも自身の求めている条件の中で正確な順位取得ができるため、MEO対策を取り組んでいる場合や、社内で報告が必要な場合はMEO順位計測ツールを導入してみましょう。

オルグロー株式会社ではMEO順位計測ツールを提供しています。
MEOアナリティクス

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ローカルパックに表示させる方法

ローカルパックに自身の店舗やビジネスを表示させるのが集客につながります。では、どうすればローカルパックに自身の店舗やビジネスを表示させられるのでしょうか。

ここからは、ローカルパックに表示させる方法について解説します。

【ローカルローカルパックに表示させる方法】

・Googleビジネスプロフィールへの登録 
・MEO対策をおこなう

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Googleビジネスプロフィールへの登録

ローカルパックへ情報を載せるためには、Googleビジネスプロフィールの登録が必須です。ローカルファインダーに載っている全ての情報が、Googleビジネスプロフィールに登録されているため、登録しないとローカルパックどころかローカルファインダーに載りません。

まずは、Googleビジネスプロフィールに登録してみてください。登録すると、電話番号や住所などの店舗やビジネスの情報を載せられる、投稿機能から最新情報をお知らせする、店舗やビジネスの内容がわかりやすいように写真やメニューの追加、口コミの返信などが行えます。

▼ Googleビジネスプロフィールの登録について、さらに詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

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MEO対策をおこなう

ローカルパックに表示されるのは上位3位までの店舗やビジネス情報です。そのため、MEO対策を行うのもローカルパックに表示させる方法の1つです。MEO対策は基本的にGoogleビジネスプロフィール内で行われます。基本的なMEO対策は以下の項目があげられます。

【基本的なMEO対策】

・オーナーの認証
・ビジネス、店舗情報の設定
・投稿機能の活用
・評価の高い口コミを集める
・口コミ返信機能の活用
・写真をできるだけたくさん投稿する
・商品機能の活用
・サイテーションを行う
・NAP情報の統一

オーナーの認証

Googleビジネスプロフィールに登録する際にオーナー認証を済ませておきましょう。オーナー認証をしないと、投稿や口コミ返信など使える機能が制限されてビジネス情報を充実させることができなくなります。

ビジネス・店舗情報の設定

オーナー認証が済んだらビジネス情報の設定をしましょう。住所、電話番号、URLだけではなく説明文やサービス、商品の設定など設定できる項目を確認して全ての項目を埋めてユーザーの利便性向上に努めてください。

投稿機能の活用

ビジネスプロフィールの投稿機能はユーザーに最新情報を届けられる唯一の機能です。お店の情報やお得なキャンペーン情報を投稿することはお店の認知度を高めるだけではなくMEO効果も期待できます。

評価の高い口コミを集める

口コミの件数と評価の平均点は検索順位を決めるアルゴリズムに組み込まれています。良い口コミを集めることでローカルパックに表示された際のクリック率や、来店率を高める効果もあるため積極的に集めてください。

ただし、自作自演の口コミや対価を払って口コミを集める行為はガイドライン違反になるため注意しましょう。

口コミ返信機能の活用

返信内容にキーワードを入れることで、クローラーに読み込まれて検索結果に表示されやすくなります。また、返信があることで口コミを見たユーザーからの印象も良くなるため、投稿された口コミには忘れずに返信をしましょう。

写真をできるだけたくさん投稿する

写真の投稿をすることでビジネスリスティングのインプレッション数が上がります。MEO対策には直接関係が無いと言われている項目ですが、写真が充実していることでお店のイメージが伝わりやすくなり来店に繋がる可能性が高まります。

商品機能の活用

商品機能を活用することでPCから検索した場合はナレッジパネル、スマホで検索した場合は上部のメニューに商品の項目が表示されます。こちらも直接MEO対策の効果には関係がありませんが、どういった商品を扱っているかイメージをしやすくなるためユーザーからのアクション率が高まります。

サイテーションを行う

サイテーションとはWEB上で「引用」「言及」されることです。サイテーションと強化するとWEB上での認知度・知名度が高まるためMEO対策の効果が出やすくなります。地元のお店を紹介しているポータルサイトへの掲載、SNSを積極的に活用することで強化出来ます。

NAP情報の統一

サイテーションを強化する際はNAP情報の統一にも注意しましょう。Googleビジネスプロフィールに掲載されている情報と、WEB上のサイトに掲載されている情報に差異があると検索エンジンが正しくお店を認識してくれません。

名前、住所、電話番号の表記を統一する必要があります。具体的には、ローマ字の大文字・小文字、(株)・株式会社、数字の半角・全角などを統一するようにしましょう。


このほかにも自社サイトへの施策があります。
さらに詳しくMEO対策について解説している記事がありますので、興味のある方はぜひ下記記事をご覧ください。

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ローカルパックに表示される仕組みについて

ローカルパックに表示されるにはGoogleが公開している基準を理解する必要があります。

ローカル検索結果では、

・関連性
・距離
・視認性の高さ

が重要になります。

関連性はビジネス情報と検索クエリが合致しているかどうかを判断されます。ビジネス情報を充実させることで検索エンジンにどういったビジネスなのかを詳細に伝えることができるため、検索クリエと関連性が高いビジネスの場合はローカルパックに表示されやすくなります。

距離はユーザーが地域名を入れて検索した際にその場所に近いかどうかを判断します。地域名を入れていない場合は位置情報を取得して近いビジネスを表示させます。

視認性の高さはビジネスの認知度・知名度が高いかどうかを判断します。検索エンジンは、より知名度の高いビジネスリスティングを表示させるようになっています。

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まとめ

これまでローカルパックについて解説しました。ローカルパックに自身の店舗やビジネス情報を載せられたら、検索ユーザーの目にとまり、集客につながりやすくなります。

ローカルパックに情報を載せるためにはGoogleビジネスプロフィールの登録が必須ですが、無料で登録でき、MEO対策業者に任せても比較的安価です。

ローカルパックに情報が載ることはお店の認知拡大にも繋がるため、まだ取り組んでいない方はぜひこの機会にGoogleビジネスプロフィールの登録とMEO対策にチャレンジしてみてください。

弊社ではMEO対策に関するサービスやツールの提供を行っております。MEO対策に経験豊富なスタッフが詳細をヒアリングし、御社に合ったMEO対策方法をご提案いたします。MEO対策をお考えの方は、ぜひお問い合わせください。

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この記事を書いたライター

SEO施策部

SEMを軸にSEOの施策を行うオルグロー内の一部署。
サイト構築段階からのSEO要件のチェックやコンテンツ作成やサイト設計までを一貫して行う。社内でもひときわ豊富な知見を有する。またSEO歴15年超の塩田英司のノウハウをSEOサービスに反映し、2000社を超える個人事業主から中堅企業までの幅広い顧客層に向けてビジネス規模にあった施策を提供し続けている。

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