SEO対策 虫眼鏡SEOとは?Yahoo!の検索サジェストを意図的に操作するスパム行為は危険

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WEBサイトへトラフィックを誘導できると謳い、「虫眼鏡SEO」「サジェストSEO」に関する営業を行っている業者が存在します。知らないうちにスパム行為にならないように、今回は「虫眼鏡SEO」の意味や虫眼鏡SEOに対するYahoo!側の措置について解説します。

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虫眼鏡SEO(サジェストSEO)とは

虫眼鏡SEOやサジェストSEOと聞くと、関連検索ワードを意識してページを最適化することと考えられがちですが、実際は全く別の手法を意味します。

結論から言えば、虫眼鏡SEOやサジェストSEOは「スパム行為」です。
そのため、知らないうちにスパム行為にならないように基本的な知識をしっかり押さることが大切です。


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サジェスト検索とは?

サジェスト検索は、Yahoo!・Googleの検索エンジンに入力したキーワードに対して、関連性の高い単語がキーワード候補として検索サジェストに表示される機能のことです。

Yahoo!は「虫眼鏡検索」
Googleは「Googleサジェスト」「Googleオートコンプリート機能」と呼ばれます。

【虫眼鏡検索の例】

虫眼鏡検索の例


【Googleサジェストの例】

Googleサジェストの例



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虫眼鏡SEO(サジェストSEO)とは

Yahoo!の虫眼鏡検索やGoogleサジェスト検索に表示される関連検索ワードやサジェストワードを作為的に操作する手法のことを「虫眼鏡SEO」・「サジェストSEO」といいます。


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虫眼鏡SEO(サジェストSEO)に対する検索エンジン側の措置

虫眼鏡SEO(サジェストSEO)に対する検索エンジン側の措置は以下のとおりです。


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スパム対策の強化を目的にYahoo!が方針を発表

検索サジェストを作為的に操作する虫眼鏡SEOが横行したことを重く見たYahoo!が、2010年12月10日に発表した方針が「Yahoo!検索の品質向上に対する取り組み」です。

Yahoo!検索の品質向上に対する取り組みには、虫眼鏡SEOのような関連検索ワードやキーワード入力補助を意図的に操作する行為は、ユーザの検索に対する満足度やYahoo!検索の品質を低下させる「スパム行為」であると明示されています。

Yahoo!検索のスタッフブログ(2018年3月31日をもってサービスを終了)でも説明がありましたが、「Yahoo!検索の品質向上に対する取り組み」には、

・虫眼鏡SEOはスパム行為である

・このような行為を発見した場合はなんらかの措置を実施することがある

・刑事、民事での法的責任を追及することがある

といったことを明確に表記しています。

このようなスパム行為を行う業者やWEBサイト運営者に対し、Yahoo!側はWEBサイトのインデックスを削除するなど、何らかの措置を検討する場合があると注意喚起が行われています。虫眼鏡SEOのようなスパム行為は、知らなかったでは済まされない事項ですので十分注意しましょう。


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サジェストSEOに対するGoogle側の措置

Googleは、サジェストSEOに関して明確な言及はしていません。

ただし、Googleのウェブマスター向けガイドラインの中に「自動化されたクエリの送信を禁止」と書かれています。

検索クエリとは、検索エンジンを使って検索をするときに使うキーワードです。自動化されたプログラムで検索クエリを送信すると検索エンジンに無駄な負荷をかける可能性があるため、Googleではこのような行為を禁止しています。

サジェストSEOは明確に禁じられていませんが、この文面をみると実質的に禁止しているように捉えられます。

虫眼鏡検索やGoogleサジェストに検索キーワードと関連した語句が表示されると、次の文字を入力する手間が省けてユーザビリティの向上につながります。WEBサイト運営者にとっても、関連検索ワードやサジェストキーワードを活用すればキーワード選定がしやすくなります。

しかし、今回紹介したように関連検索ワードやサジェストワードを意図的に操作する虫眼鏡SEO(サジェストSEO)などの手法はスパム行為と判断される可能性がある危険な行為です。

Yahoo!では、このようなスパム行為を明確に禁止していますので、知らないうちにスパム行為にならないように、虫眼鏡SEOやサジェストSEOを業者に提案されても決して行わないようにしましょう。


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虫眼鏡SEOのその後の状況

虫眼鏡SEOなどのサジェスト汚染への対策として言及した「Yahoo!検索の品質向上に対する取り組み」によって、大幅にサジェスト汚染の件数が減少しました。しかし、現在も不適切な関連ワードが表示される場合や、この方針の裏をかくような手法を行う悪質な業者が少なからず存在します。

自社のWEBサイトに対して虫眼鏡SEOを行うことは言うまでもなく絶対にやってはいけない行為ですし、誹謗中傷対策と謳っている広告などにも注意が必要です。

もし万が一、問題となる関連キーワードを見つけたときには業者を使うのではなく、Yahoo!の公式サイトにある「Yahoo!検索 – 関連検索ワードに関する情報提供フォーム」に直接依頼をしてサジェスト汚染を防ぐことが大切です。

【Yahoo!検索 – 関連検索ワードに関する情報提供フォームへはこちらのページから】
Yahoo!検索ヘルプ – 「関連検索ワード」とは



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まとめ

虫眼鏡SEO業者は減少していますが、Googleの検索エンジンにおいては未だにサジェストSEOを行っている業者がいることを確認しています。

サイト自体がペナルティになる可能性もあるため、営業が来ても導入しないよう注意してください。


この記事を書いたライター

SEO施策部

SEMを軸にSEOの施策を行うオルグロー内の一部署。
サイト構築段階からのSEO要件のチェックやコンテンツ作成やサイト設計までを一貫して行う。社内でもひときわ豊富な知見を有する。またSEO歴15年超の塩田英司のノウハウをSEOサービスに反映し、2000社を超える個人事業主から中堅企業までの幅広い顧客層に向けてビジネス規模にあった施策を提供し続けている。

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