SEO対策 Googleがついにランキングの3大要素を発表!

WEBサイト運営やSEO対策を行っている中で、やはり気になるのがアルゴリズムに関することではないでしょうか。Googleがランキング要素の影響力について言及して以降、大きな注目の的になった要素が「RankBrain」です。
今回は、Googleが言及した「ランキングの3大要素」をもとにして、押さえておくべき「最重要ランキング要素」について紹介します。
押さえるべき最重要ランキング要素!
2015年10月にGoogleが発表した「RankBrain」は、“3番目に重要なランキングシグナルである“という発言をしたこともあり大きな話題となりました。”3番目はRankBrain“と聞いて「じゃあ1番と2番は?」と気になる方も多いかと思いますが、当時は明らかにされていませんでした。
その後、GoogleのAndrey Lipattsev氏は1番と2番の要素について「リンク」と「コンテンツ」であると発言しました。
1位と2位 「リンクとコンテンツ」
3位 「RankBrain」
※その後、GoogleのGary Illyes氏によりランキング要因に順番を付けることはできない。と言及されています。
これまでGoogleから公式な発表はなかったものの、多くの方が予想していた通り「リンク」と「コンテンツ」がランキング要素の影響力に含まれていました。
リンク
Googleの検索順位に最も影響力がある要素の一つが「リンク」です。信頼性が高く人気のWEBサイトからの被リンクがあったほうが上位表示されやすいというものです。
ただし、低品質なコンテンツが多く掲載されているWEBサイトからの被リンクや、明らかに不自然な量のリンクが貼られていると順位の向上は期待できません。
コンテンツ
自然検索による流入を増やし上位表示につなげるためにも、キーワード出現率などを考慮し良質なコンテンツを継続的に掲載していくことが重要です。もちろん、単に文字数だけを増やしても、中身の薄いコンテンツばかりになってしまい、ユーザーのニーズを満たすことができないため、思うような効果は期待できません。
コンテンツ制作で重要なことは検索ユーザーの検索意図を予測して、その要求に応える情報を提供するということです。中身が充実しているサイトのコンテンツは自然と文字数が増えますし、他サイトにはないオリジナルコンテンツが多い傾向にあります。そこで先ずは、流入トラフィックや検索クエリなどを調査しながらコンテンツを定期的に見直して、必要に応じて新しい情報を追記するなどの改善を行うことが重要です。
RankBrain
リンクとコンテンツに続き、重要な要素の一つとされているのが「RankBrain(ランクブレイン)」です。RankBrainは、ユーザーの検索クエリを理解することによって、さまざまな方法で答えを提供することを目的としています。
RankBrainはAIを導入しており、人間により近い推測力と学習力を持つように日々進化を続けています。それにより、曖昧なキーワードに関してもより的確に理解できるようになっています。
SEOにおいてはRankBrainに向けた対策をしようとするのではなく、検索結果におけるユーザーの満足度を向上させるコンテンツ制作を常に意識しながらサイト運営を行うことでRankBrainにも自ずと対応できると考えた方が良いでしょう。
ランキングの3大要素のまとめ
ランキングの3大要素の内容を踏まえて、SEO対策における重要なポイントについてまとめています。
- 良質な被リンクを増やす
- 回遊率を上げるために内部リンクを充実させる
- キーワードを意識したコンテンツを充足させる
- 定期的にコンテンツを見直して改善を図る
今回は、「ランキングの3大要素」について紹介してきました。ランキングに大きな影響力をもつリンクとコンテンツ、そしてRankBrainについてよく理解しながら、順位上昇を狙ったSEO対策を進めましょう。
以上、押さえておくべき「最重要ランキング要素」についての解説でした。