コンテンツSEO リライトとは?記事の選び方とSEO効果を高めるやり方を解説

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Webマーケティングにおけるリライトとは、既存記事に手を加えて検索順位を上げたり、CVRを向上させたりするために行います。この記事では、リライトとはどのような作業なのか、校正・コピペとの違い、リライトのやり方、リライトする記事の選び方、注意点について解説します。

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リライトとは

リライトとは、目的に合わせて記事に手を加える作業です。

リライトという単語は、主に以下の3つの文脈で使用されています。

・Webマーケティング、SEO

・リダイレクト

・システム開発

それぞれの意味や目的をご紹介します。


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Webマーケティング・SEOにおけるリライトとは

Webマーケティング・SEOにおけるリライトとは、目的に合わせて既存記事に手を加える作業です。リライトは検索順位を上げることやCVRを上げることを目的として行われます。

誤字脱字を修正する、意味を変えずに文章を書き変えるといった作業は、リライトではありません。

効果の高いリライトを行うには、以下の3点を意識することが重要です。

・いつリライトを行うか

・どの記事をリライトするか

・どのようにリライトするか

状況によっては、リライトしないという選択肢を検討するケースもあります。間違ったやり方でリライトを行えば、効果が出なかったり逆効果になったりするかもしれません。

また、検索上位記事の内容をコピペして新たに記事を作る作業を「リライト」と呼ぶケースもあるようですが、この記事では全く違うものとして解説します。


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URLリライトとは

URLリライトとは、URLの転送設定を行うときに使用される用語です。

クライアントからのリクエストに対して、ブラウザのアドレスバーに表示されるURLとは異なるURLをサーバーに返します。


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システム開発におけるリライトとは

システム開発におけるリライトとは、新しいプログラミング言語やライブラリを使って古いシステムを新しい動作環境で開発し直す作業です。


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リライトと校正との違い

リライトと校正との違いは、記事の内容を変えるかどうかです。

校正では文章の誤字や脱字などを修正しますが、内容を変えることはありません。

■ 校正の例

暑い板(誤)→厚い板(正)
Youtube(誤)→YouTube(正)

一方、リライトでは、基本的に記事のテーマを変えることはありませんが、記事に書いている内容や表現を書き変えます。

また、リライトと校正とでは作業する目的も違います。

校正を行う目的は、間違いを修正して正しい表記にすることです。一方、リライトの目的は、間違いを正すことではありません。より良い記事に改善することが目的です。

校正を指示された場合にリライトを行うことはありませんが、リライトを行う過程で表記の間違いが発見された場合には、校正作業も行います。


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リライトとコピペとの違い

リライトとコピペとの違いは、作業を行う対象です。自サイトの記事を書き変える作業がリライトで、他のサイトの記事を書き変える作業はコピペないし盗作になります。

他のサイトに書かれている記事の文章を、そのまま、あるいは一部を書き変えて自サイトの文章として使用する作業はリライトではありません。

クラウドソーシングサイトの一部の案件では、検索上位記事の一部を切り取り、くっつけて新たに記事を作成する作業を「リライト」と呼んでいるケースがありますが、他のサイトに書かれている文章をそのまま使用したり、一部を書き変えて使用する作業は「コピペ」です。

著作権により保護されている文章を著作権者の許可なく使用すれば、著作権違反になる恐れがあります。また、著作権により保護されている文章の一部を書き変えて使用することも、認められていません。

ただし、適切な方法で引用していれば、著作権者の許可がなくとも、著作権により保護されている文章の使用が認められます。

公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。

著作権法第32条


リライトを行う対象は、自サイトの記事であり他人が書いた記事ではありません。また、他のサイトに掲載されている記事の一部を切り取ったり、書き変えたりする作業はリライトではなく、コピペです。

他サイトに掲載されている記事の文章に対して、以下のような作業を行うことはリライトとは言えません。

・語尾を書き変える

・文章の順序を入れ替える

・文章の表現を書き変える

自分が書いた記事、あるいはリライトを依頼された記事を書き変えることがリライトです。

リライトする目的を達成するためには、正しいやり方を理解する必要があります。


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SEO効果が高いリライトのやり方

検索順位を上げることや、クリック率を高めることを目的とする場合は、以下の4点を意識してリライトする必要があります。

・検索意図の網羅性を高める

・情報の鮮度を高める

・E-A-Tを高める

・タイトル・ディスクリプションの改善

すでに検索上位表示できていて、平均クリック率より高い場合には次の章で解説する「CVRを上げるリライト」を行いましょう。


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検索意図の網羅性を高める

検索意図の網羅性を高めることで、検索順位が上がるリライトを行えます。

Googleの検索アルゴリズムは、網羅性の高い記事を検索上位に表示する仕組みです。記事を確認し、十分に検索意図を満たしているか、見落とした検索意図がないかを確認し、網羅性を高めるようにしましょう。

検索意図は、検索上位記事や関連キーワード、サジェストキーワード、共起語などから確認できます。


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情報の鮮度を高める

情報の鮮度を高めることも、リライト作業の重要な役割です。最新情報が掲載された記事はGoogleからの評価が高くなるため、検索順位向上が期待できます。

記事に古い情報が掲載されていれば、読者に間違った判断をさせるかもしれません。情報が古いまま放置していれば、企業としての信頼性低下につながります。定期的に記事の内容を見直し、記事を最新の状態に保つことが重要です。

ただし、更新する必要がないのに、意味もなくリライトすることは効果的とは言えません。


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E-A-Tを高める

お金や健康に関するジャンルの記事では、E-A-Tを高めるリライトが効果的です。
E-A-Tが低いページは、Googleからの評価が低くなる可能性があります。

E-A-Tとは、Googleのガイドラインにおけるページ品質評価のひとつです。
Expertise(専門性)・Authoritativeness(権威性)・Trustworthiness(信頼性)の頭文字を取って、E-A-Tと呼ばれています。


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タイトル・ディスクリプションの改善

記事のクリック率を高めるには、タイトル・ディスクリプションのリライトが効果的です。

検索ユーザーは、検索画面に表示された記事のタイトルやメタディスクリプション(スニペット)の内容を見て、記事をクリックするかどうかを判断します。

検索上位表示できているにもかかわらずクリック率が低い場合には、検索ユーザーにとって魅力的な記事だと思われていないのかもしれません。

ユーザーから魅力的だと思われるようにタイトル・ディスクリプションをリライトしましょう。


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CVRが上がるリライトのやり方

すでにある程度の検索流入が得られている場合や、他の集客方法で記事が読まれている場合には、CVRを上げるリライトがおすすめです。

コンバージョン率(CVR)を高めることを目的としてリライトする場合には、以下の6点を意識してリライトする必要があります。

・再検索キーワードを活用して検索意図を満たす

・読者を引き付ける導入文に書き変える

・分かりやすい文章に書き変える

・ターゲットに合った内容に内容を書き変える

・内部リンクを設置して読者の利便性を高める

・画像、動画を活用して読者の理解度を高める

CVRを上げるリライトでは、読者から記事を読まれていることを前提に作業を行います。検索上位表示できていない状態で「CVRを上げるリライト」を行っても、十分な効果は期待できません。

まだ検索上位表示できていない場合には、前述した「SEO効果が高いリライト」を先に行いましょう。


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再検索キーワードを活用して検索意図を満たす

CVRを上げるには、再検索キーワードを活用したリライトが効果的です。再検索キーワードとは、記事を読んだ後に別のキーワードで検索したときに使用されたキーワードを指します。

記事を読んで納得できなかった、あるいは満足できなかった読者は、別の記事を読むか、別のキーワードで検索し直すでしょう。逆に言えば、再検索キーワードの検索意図を満たすコンテンツが記事の中に含まれていれば、検索ユーザーは再検索する必要はありません。

つまり、リライトすることで再検索キーワードの検索意図を満たす内容を記事に追加すれば、読者は記事から離脱することがなくなるということです。

再検索キーワードを活用することで記事に盛り込めていなかった検索意図を確認し、網羅性の高い記事にリライトしましょう。


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読者を引き付ける導入文に書き変える

導入文をリライトすることで、記事からの離脱率を低下させ、コンバージョンにつなげることができます。

検索画面で記事をクリックした読者が最初に目にする文章が導入文です。導入文を読んで、求める情報が書かれていない、自身が抱える悩みや問題が解決できないと読者から判断されれば、記事からすぐに離脱されるでしょう。


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分かりやすい文章に書き変える

分かりやすい文章にリライトすることも、CVRの向上に効果的です。

どれだけ有益な情報であっても、読者に理解されなければ意味がありません。専門用語を多用しすぎた記事は、初心者にとって理解しづらいこともあるでしょう。もっと分かりやすい記事はないかと読者が別の記事を探すことになるかもしれません。

検索キーワードを分析していると、「○○ 分かりやすく」といったキーワードで検索されているケースがあります。恐らく、記事を読んで理解できなかった読者がもっと分かりやすい記事を見つけるために、「○○ 分かりやすく」と検索したのでしょう。

分かりやすい記事にリライトすることは読者の利便性につながり、結果として記事からの離脱率の低下が期待できます。


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ターゲットに合った内容に内容を書き変える

ターゲット設定を再確認し、ターゲットに合った内容にリライトすることも重要です。

女性をメインターゲットに書かれた記事が男性にも読まれている場合、記事に男性向けのコンテンツを加えると、より多くの検索意図を満たすことができます。専門家向けの記事が初心者にも読まれていれば、分かりやすい表現にしたり、用語解説を追加するのもよいでしょう。

記事が誰に読まれているのかを確認し、ターゲットに合った内容にリライトすることが重要です。


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内部リンクを設置して読者の利便性を高める

内部リンクを設置して読者の利便性を高めることもCVRの向上に効果的です。

記事を作成した段階では、関連する記事が書かれていないこともあります。リライトするタイミングでサイト内に関連する記事がないかを確認し、内部リンクの設置が必要かを検討しましょう。

内部リンクを設置することで読者の利便性が向上し、コンバージョンにつながるかもしれません。また、Googleのクローリングを促す効果もあるため、サイト全体に対するSEO効果も期待できます。


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画像・動画を活用して読者の理解度を高める

画像や動画を活用したリライトもCVRの向上に効果的です。

記事の内容によっては、文章だけでは理解しづらいこともあるでしょう。
内容を補足する画像や動画を加えることで、読者の理解度を高めることができます。

記事に画像や動画を設置する効果は以下の通りです。

・動画検索からの流入

・読者の精読率の向上

・被リンク、サイテーション獲得


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リライトする記事の選定ポイント

リライト作業のコストを抑えるためには、どの記事からリライトするかが重要です。

ターゲットキーワードで上位表示できている記事が多いなら、まだ上位表示できていない記事からリライトする方がよいかもしれません。逆に、検索1位でもクリック率が低いなら優先して作業すべきでしょう。

記事を作成・リライトしてすぐであれば、まだGoogleから十分に評価されていないだけで、リライトする必要がないかもしれません。

リライトする記事を適当に選ぶのではなく、十分に検討したうえで選びましょう。

リライトする記事の選定ポイントは以下の3つです。

・CTR(クリック率)

・検索順位

・記事の作成・更新日


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CTR(クリック率)

ターゲットキーワードのクリック率が平均クリック率より低い場合は、優先してリライトすることをおすすめします。

上記画像のように、クリック率は検索順位が上がるにつれて高くなる傾向にあります。ターゲットキーワードで検索1位が取れているのにクリック率が10%以下になっている場合は、記事のタイトルかディスクリプションが読者にとって魅力的ではないということです。

タイトル・ディスクリプションのリライトは短時間で行うことができ、改善することで高い効果が期待できます。

また、平均クリック率と同程度のクリック率で、一定のアクセス数が得られている場合は、CVRを上げるリライトがおすすめです。


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検索順位

検索順位が11位以下の場合は、検索順位を上げることを意識してリライトを行う必要があります。ただし、CVRを上げるリライトは優先して行う必要はありません。

検索順位が11位以下ということは、ほぼアクセス数が期待できないということです。記事が読まれていないのにCVRを上げるリライトを行っても効果は期待できません。検索10位以内に入ることを最優先にリライトを行いましょう。

検索順位が10位以上の場合は、クリック率・アクセス数も確認してリライトすべきかを判断します。検索ボリュームが多いケースなど、一定のアクセス数が得られている場合は、無理にリライトするより、検索順位が11位以下の記事を優先すべきです。

逆に、検索順位が高くてもアクセス数が低い場合は、さらに順位を上げるためにリライトする必要があります。検索ボリュームが少ない記事の場合は、検索3位でも記事がクリックされないことがあるため、優先してリライトすべきです。


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記事の作成・更新日

記事を作成あるいはリライトから時間が経っていない場合には、クリック率や順位が低い場合でも、リライトすべきではありません。Googleから記事が評価されて、検索順位が変動するまでにはある程度時間がかかるからです。短期間に何度もリライトしても、効果は期待できないでしょう。


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リライトを行う場合の注意点

間違ったリライト作業を行ってしまうと、十分な効果が出なかったり、逆効果になったりするかもしれません。

リライトを行う場合は、以下の6つを意識して作業しましょう。

・上位表示できている記事は慎重に作業する

・文字数を増やすだけでは意味がない

・キーワード、共起語を詰め込まない

・重複コンテンツ、カニバリゼーションを意識する

・表記のブレ、内容の矛盾を発生させない

・効果を検証する


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上位表示できている記事は慎重に作業する

すでに上位表示できている記事を大幅にリライトしてしまうと、検索順位が下がったり、読者の満足度が低下するかもしれません。クリック率が平均より低い、コンバージョンに結びついていないといった問題がない限り、リライトするのは後回しにすることをおすすめします。


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文字数を増やすだけでは意味がない

リライトで文字数を増やせば効果が出ると思う方もいるかもしれません。しかし、文字数だけを追いかけるようなリライトでは、十分な効果は期待できません。

文字数を増やすことで記事の網羅性を高めることができれば問題ありませんが、やみくもに文字数を増やしてしまえば読者の途中離脱につながる恐れもあります。目的に応じて適切なリライトを行いましょう。


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キーワード・共起語を詰め込まない

記事にキーワードや共起語を詰め込むリライトは効果的ではありません。キーワードの乱用や詰め込みはブラックハットSEOの代表的な手法であり、Googleからペナルティを受けたり、検索順位を大きく低下させたりする要因となっています。


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重複コンテンツ・カニバリゼーションを意識する

リライトすることでGoogleから重複コンテンツとみなされたり、カニバリゼーションが発生するケースもあります。

複数の記事に同じ内容の文章・コンテンツが繰り返し登場すると、Googleからの評価が分散し、それぞれの記事の順位が下がるかもしれません。


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表記のゆれ・内容の矛盾を発生させない

記事を書いた人と、リライトを行う人が別の場合もあるでしょう。

ひとつの記事に対して複数の人が作業すると、表記のゆれや内容の矛盾が発生しやすいです。表記のゆれとは、同音あるいは同義の語句に対して異なる文字表記を使用することです。

たとえば、インスタグラムという表記を使っているのに、リライトする人がインスタという表記を用いてしまうと、インスタグラムとインスタという表記が混在した記事になり、読みにくくなります。リライトする前にレギュレーションを徹底しておくようにしましょう。

また、内容の矛盾が発生しないようにリライトすることも重要です。


7-6

効果を検証する

リライトを行った後には、効果を検証する必要があります。

検索順位を上げることが目的のリライトならリライト後の検索順位の変動を確認、CVRを高めるリライトならリライト後のコンバージョン数の推移を確認といったように、具体的な指標で効果を検証しましょう。


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まとめ

リライトで成果を上げるには、目的に応じたリライト方法を選択して作業することが重要です。検索順位を上げるのか、コンバージョン率を上げるかによって、行うリライト作業は異なります。

また、どの記事からリライトを行うかによって、リライトにかかるコストや成果が出るまでの時間が変わります。適切な方法とタイミングでリライトを行い、成果を高めるようにしましょう。

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この記事を書いたライター

SEO施策部

SEMを軸にSEOの施策を行うオルグロー内の一部署。
サイト構築段階からのSEO要件のチェックやコンテンツ作成やサイト設計までを一貫して行う。社内でもひときわ豊富な知見を有する。またSEO歴15年超の塩田英司のノウハウをSEOサービスに反映し、2000社を超える個人事業主から中堅企業までの幅広い顧客層に向けてビジネス規模にあった施策を提供し続けている。

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