SEO対策 SEOに効果を及ぼす要素ランキング

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検索エンジンの順位を上げて多くの人の目に付きやすくするためには、「SEO対策」はこの上なく重要な取り組みです。 とはいえ、WEBサイトを管理している方の中には、「長いあいだSEO対策に取り組んできたけど多様な情報が混在していて何が一番大事なのか分からなくなってきた・・・」と思われている方も少なくないようです。

こちらの記事では、「より効果的なSEO対策をしたいけど、一体何からはじめて良いのか分からない」という方に向けて、Googleアルゴリズムにおける『SEOに効果を及ぼす要素』として、三大要素をはじめとした重要な要素に関していくつか解説していきます。

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最新のSEO対策のランキング要素の3大要素

ホームページやWEBサイトの検索順位を上げるために必要なSEO対策。検索順位が上がれば、より多くの情報を検索結果に露出させることができますし、検索エンジンを使うユーザーにもページを閲覧してもられる確率が増します。

しかし、Googleでは検索順位の決め方などを明確には公表していません。Googleアルゴリズムの方法が明確になっていないことから、これまでにたくさんのSEO対策の手法が誕生しています。そして、その手法の数が多過ぎて、「どの対策が最も効果的なのか分からない」と頭を悩ませている人が増えてしまっているのです。

SEO対策には、さまざまな手法が存在し、その中には検索ランキングに効果があるとされる「関連性の高い要素」を持った手法があります。これらの要素をヒントにしながら、より一層SEOの効果を高めることができる施策を行うことが大切です。

ここでは絶対に抑えておきたい『SEOに効果を及ぼす三大要素』について解説します!
これからSEO対策をはじめる初心者の方や、SEO対策に関して迷いを感じている方は、まずは初心に戻り、これらの三大要素をきちんと意識したWEBサイトやコンテンツ構築をしていきましょう!!

約1万5000個のキーワードについてMozモズ(マーケティング会社)が数年間続けている調査の最新報告によると、最も重要なランキング要素は前回のものと変わらず、以下の3点でした。

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SEOに効果を及ぼす三大要素はこれ!!

  • ページオーソリティ
  • リンク
  • アンカーテキスト
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三大要素(1)ページオーソリティ

まずは最初に「ページオーソリティ」という要素について解説します。
ページオーソリティは、特定の分野で「信頼性」や「信憑性が高い」情報が掲載され、他のサイトページよりも詳しいと高く評価されているページのことを指します。場合によってはMoz(マーケティング会社)が出している指標のことを指します。

より簡単にいえば、ユーザーから人気があり親しまれているページのことです。ユーザーから人気のあるページは他のサイトページに比べて興味を持たれやすいですし、より影響力の高いサイトは徐々に閲覧するユーザーを増やしていくことでページオーソリティの高いページとして検索エンジンに認識されるようになります。

また、WEBサイトに掲載しているページが高く評価されることが大事である一方、ページオーソリティの高い他のサイトからリンクを受けるということも検索エンジンの順位を上げるためには大切なポイントです。

▶SEO対策の要素として欠かせないページオーソリティの重要度

現在、Googleのアルゴリズムでは「ページオーソリティの高いWEBサイトが大きく評価される傾向」にあります。

そのため、より効果的なSEO対策を行うためには、今すぐにでもページオーソリティの高いページを作成することが大切ですし、検索順位を上げたいサイトがあれば作成したページオーソリティの高いサイトへリンクを紐づけしてアルゴリズムから高い評価を受けるように工夫することも大切です。

▶ページオーソリティを得るためには日々の努力も必要!

高いページオーソリティが得られるようにするには、ただ単にWEBサイトを運営するだけでは効果がありません。

ユーザーが求める価値の高い、有益な情報を多く発信するサイトでは、「最新情報の配信」、「専門的な情報やコンテンツを追加」、「他のサイトでは行っていない調査結果やオリジナルコンテンツを公開する」といった日々の努力が欠かせません。

また、すぐ意識してできる対策として、関連ジャンルごとに内部リンクさせたり、関連性の高いページから外部リンクを貼られる、などのリンクの最適化を行います。

現在上位表示しているサイト全てが最初から検索順位が高かったといえばそうではありません。始めは皆、順位の低いところからスタートして「地道に特定の分野を牽引するような最新情報を発信し続けたこと」により、ページオーソリティとして評価されるWEBサイトを構築してきたのです。

このように、SEOの効果を高めるにはページの最適化を図りながら、検索ランキングを左右するページオーソリティであると高く評価されることが大切なことなのです。

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三大要素(2)リンク

ページオーソリティのほか、SEO対策の効果を高めるために欠かせない要素といわれるのが「リンク」です。

実際に、リンクを張ったWEBサイトと検索ランキングの関連性は非常に高く、数あるSEO対策のなかでも特に重要視されています。そのため、検索ランキングを上昇させるためには、今後も積極的にリンク施策を行うことが必要不可欠だといえるでしょう。
ここでは、SEO対策に欠かせない要素であるリンクを、「外部リンク」という面からご紹介します。

▶外部リンク

外部のWEBサイトから自分のWEBサイトへのリンクを張ってもらうことであり、WEBサイトの評価を高めるための施策として有名です。他のサイトからリンクを張られることから、被リンクやバックリンクと呼ばれることもあります。
コンテンツの中身を構築し直して最適化を施すための内部対策に対して、外部リンクはSEOにおける「外部対策」と位置づけられています。

▶良質な外部リンクの効果は絶大!

「外部リンク」は、WEBサイトの検索結果で上位を目指すために重要視されている要素です。

Googleの検索結果を左右するのは検索ロボットであるため、それらのコンテンツやページの内容の良し悪しまでは認識できないケースが多いのです。そのような時に大切な要素となるのが、「外部リンク」です。

その理由は、より良質な外部リンクが張られているサイトであれば、信頼性や信憑性が高いと検索ロボットがその価値を認識できるようになるためです。特に、価値の高いWEBサイトや検索順位の高いサイトからリンクを張ってもらうと、より高い評価を受けやすくなり、必然的にSEO対策の効果が高まるというわけです。

ちなみに良質な外部リンクとは、不自然なリンクが多いサイトではなく「関連性が高く品質の良いサイトから張られたリンク」のことをいいます。

▶今は高品質のリンクが重要!数を増やすだけでは意味がない?

昔からSEO対策では外部リンクの重要性が叫ばれてきました。しかしながら、現在の外部対策では単にリンクの数を無暗に増やすだけでは効果は薄く、逆にペナルティを受けるリスクが高まるため注意が必要です。

現在も外部リンクは大切なSEOの効果を高めるための要素とされていますが、「高品質のリンクに張られたページは評価が高い」という認識のもと施策をすることが基本です。全く関連性のない低品質で価値のないリンクをいくつ貼り付けてもSEO効果は得られず、意味のない外部リンクをただ増やすだけです。

そのため、リンクを用いて効果的にSEO対策をするのであれば、より質の高いサイトからリンクを張ってもらうことに尽力したほうが早道です。

Mozの調査によると、リンクの相関関係指数は年々高くなっており、ランキングアルゴリズムが数百あるといわれている中で、単一のランキング要素で3割示す指数ということから非常に重要な要素であることが伺えます。一時期流行したコンテンツSEOもある側面では良質な外部リンクをもらうための施策とも言われているので、依然リンクの効果は高いといえます。

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三大要素(3)アンカーテキスト

SEOの効果を高めるための最大要素の三つ目、それが「アンカーテキスト」の最適化です。

アンカーテキストとは、HTMLで現在のページから違うページへ移動(ジャンプ)するためのリンク部分のテキストのことを指します。コンテンツを閲覧したときに、通常のテキストとは異なり青の色で下線が引いてある部分がアンカーテキストで、これをクリックすると別のページに移動します。

アンカーテキスト
アンカーテキスト

SEOの効果を高めるためのリンク対策には、二つのパターンが存在します。

一般的に大きく注目されるのは「外部リンク」ですが、もう一つ「内部リンク」として設定されているアンカーテキストも同じようにSEO効果を高めるために重要なリンク対策の一つとされているのです。

それは、ユーザーに価値の高い情報を提供するためのコンテンツを充実させる内部対策も、SEO対策では重要な要素だとされているためです。

▶アンカーテキストの最適化はSEO効果を高めやすい

SEO対策のためにアンカーテキストをページ内に大量に登場させるだけでは、検査順位を向上させる効果は望めません。アンカーテキストを最適化することが重要です。

「アンカーテキストを最適化する」ことは、今すぐにでも始められるSEO対策です。外部対策とは違い、自分のサイトを見直してアンカーテキストを最適化すれば良いのです。

アンカーテキストに書かれている内容と、ジャンプしたリンク先のページが全く関係のない内容であれば最適化されているとはいえません。アンカーテキストを最適化するためには、サイトやページ内にあるリンク先とアンカーテキストの内容に関係性を持たせなくてはなりません。

また、外部リンクを獲得する際もtitleタグを工夫する事で、効果の高いアンカーテキストでリンクを獲得することも可能になるため、その点をおさえながらメインページのtitleタグを見直すこともアンカーテキスト最適化につながります。

WEBサイトを巡回する検索エンジンが、最適化したアンカーテキストとリンク先のページと内容がマッチしていると認識できれば、それだけで高い評価を受けやすくなるためです。

▶アンカーテキストは分散するのが基本!

検索順位のランキングに関連性の高い要素であるアンカーテキストですが、それに含まれる「キーワード」も検索ランキングとの相関関係に大きな影響を与えるといわれています。

その理由は、検索順位を左右するGoogleアルゴリズムの検索エンジン(クローラー)が、アンカーテキストに含まれるキーワードと、そのリンク先の情報との関連性を認識するためです。

アンカーテキストに含まれるキーワードが大切な要素の一つと書きましたが、現在は、アンカーテキストに含まれるキーワードはリンク先の情報との完全一致よりも、「部分一致」のほうが関連性は高いと評価される傾向にあるようです。

このことからも、アンカーテキストには直接的なキーワードにするよりも、関連性が高いキーワードを含めながら、オリジナルのアンカーテキストを書いた方がよりSEOには効果的だといえるでしょう。

SEO対策を行ううえで「何をしたら良いのか分からない」という時には、とにかく先ずはここまでに紹介した『SEOに効果を及ぼす三大要素』に関する施策を実践しましょう!

三大要素として「ページオーソリティ」、「リンク」、「アンカーテキスト」という三つの要素は、実際にSEO効果があったと報告されている要素ばかりです。

特に「リンク対策」に関しては、2017年現在、Googleが検索順位をランキングする際に重要視する要素だと公式発表していることからも必要不可欠なSEO対策だといえるでしょう。

この記事を書いたライター

SEO施策部

SEMを軸にSEOの施策を行うオルグロー内の一部署。
サイト構築段階からのSEO要件のチェックやコンテンツ作成やサイト設計までを一貫して行う。社内でもひときわ豊富な知見を有する。またSEO歴15年超の塩田英司のノウハウをSEOサービスに反映し、2000社を超える個人事業主から中堅企業までの幅広い顧客層に向けてビジネス規模にあった施策を提供し続けている。

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