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SEO対策 2022/07/15

【ダイビング業者必見!】ダイビング関係のSEO対策・キーワード選定方法

SEO対策のダイビングの事例です

本記事は、ダイビングのSEO対策における重要なポイントについてまとめた記事になります。これからGoogle・Yahoo等の検索エンジンからの集客を強化していきたい方やSEO対策での集客に伸び悩んでいるダイビング業者の方の参考になれば幸いです。

1

ダイビングのSEOキーワード選定について

SEO対策を進行していくにあたり、最初に行う必要があるのが「キーワード選定」です。キーワード選定のステップは、SEO対策において重要な工程です。しっかりとしたキーワード選定を行うようにしましょう。

検索ユーザーの多くが、ダイビングで有名なスポットから検索で探しますので、対策キーワードには必ず「地名」を入れましょう。基本的にキーワード選定のメインは【地名+ダイビング】となります。

類似するキーワードとして【スキューバダイビング】【体験ダイビング】【シュノーケリング】なども候補に入れておくと良いでしょう。

<ダイビング関連のキーワード例>
「沖縄 ダイビング」「石垣島 ダイビング」「沖縄 スキューバダイビング」「伊豆 スキューバダイビング」「沖縄 体験ダイビング」「奄美大島 体験ダイビング」「沖縄 シュノーケリング」など


1-1

キーワード選びのポイント①全国対象のキーワードになっていないか

よくあるキーワード選定のミスとして、「全国対象のキーワードを狙ってSEO対策をしている」ということがあります。ダイビングですと、「ダイビング」「スキューバダイビング」などの単体キーワードがこれにあたります。

現在、検索結果では位置情報や地域性を元に検索結果を出すという仕様があるので、単体キーワードをSEO対策キーワードとして選定する事は検索のトレンドとも合致しません。

キーワード選定の際は、「自社の商圏」「自社のお客様想定地域」をしっかりと確認しましょう。


1-2

キーワード選びのポイント②競合のキーワード調査

現在、ほとんどのダイビング関連の業者がネット集客やWebマーケティングに力を入れ始めています。リスティング広告やオーガニックの自然検索経由のネット集客は重要な集客戦略となっています。

対象キーワード選定をする際は、キーワードツールなどを駆使して、キーワードを探して精査していくことが多いですが、自社サイトの競合サイトもしっかりとチェックしておくこともおすすめです。『競合がどんなキーワードで集客をしているか?』を把握することにより、自社サイトと比較したSEO対策を行うことができます。

関連記事
キーワード掛け合わせツール6選!SEOのキーワード調査を効率化する無料ツール
SEOのキーワード選定方法・コツをわかりやすく解説



1-3

キーワード選びのポイント③【有名スポット】【有名ポイント】を対策キーワードに入れる

ユーザーが検索する主なキーワードの一つとして【有名スポット】【有名ポイント】というワードがあります。

実際に上位サイトのオーガニックキーワードを見てみると、有名ポイントの流入は多いことが分かります。※自社のサービスや対応地域・ポイントと照らし合わせましょう。

<キーワード例>
「青の洞窟」「真栄田岬」「慶良間」「チービシ」「レッドビーチ」「渡嘉敷島」「阿嘉島」「川平石崎マンタスクランブル」「川奈」「伊豆山」「海ガメ」


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キーワード選びのポイント④【その他重要なキーワード】を対策キーワードに入れる

ダイビングに関する検索キーワードはたくさんあります。大半は、ダイビング初心者が検索するキーワードであるため、初心者の方が検索するキーワードを対策キーワードに入れておくことは重要です。新規流入が見込めて今後のリピート利用にも繋がります。是非検討してみてください。

<キーワード例>
「ダイビング 初心者」「ダイビング レンタル」「体験ダイビング 料金」「初心者 おすすめスポット」「ダイビング 手ぶら」など


2

ダイビングのSEOに強いページ構成と必須内容について

サイト構成・ページ構成はSEOの評価にもつながる重要な要素ですが、検索ユーザーのユーザービリティという観点からも大事な要素となります。

SEO対策を行うにあたり、WEBサイトのページ構成で重要なポイントは以下の3点です。


2-1

【ダイビングスポット紹介】ページを作成しましょう

ダイビングスポットページがあれば『ここでダイビングを体験できる!』とユーザーに魅力をわかりやすく伝える事ができます。写真や動画も掲載し紹介しましょう。

また、ダイビングの有名スポットを記したマップの掲載やダイビングスポットにまつわるトピックスなども掲載する事で、ユーザービリティも上がり、詳細な情報を有しているコンテンツとして評価が高まります。


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【ダイビングコース料金】ページを作成しましょう

ダイビングコースや内容に基づき料金を掲載したページを作成しましょう。

ダイビング業者によって利用できるコースが異なります。明確にわかりやすく紹介しましょう。コース内容や料金はわかりやすくユーザーに伝えることが信頼に繋がります。

可能であればカテゴライズや一覧化を行い、ページ内で全カリキュラムや料金体系がわかるようにコンテンツとページの設計をしましょう。オプション例などの記載もあると良いです。


2-3

【よくある質問】ページを作成しましょう

よくある質問ページを作成しましょう。ダイビング参加を検討している方は、多くの疑問や不安を抱えています。よくある質問を掲載し、方針や考え方を明示する事で、ユーザーの不安を払拭することができます。

また、単純に質問や回答を列挙するのではなくUXを考え質問の意図毎に項目を分けましょう。


2-4

【ダイバーインストラクター】紹介ページを作成しましょう

ダイバースタッフやインストラクターのプロフィール情報を掲載するようにしましょう。体験ダイビングなどはインストラクターとのダイビングになり、インストラクターやスタッフの存在は大事です。

インストラクターのプロフィール、経歴や指導歴なども掲載しましょう。


2-5

【ショップ案内】ページを作成しましょう

アクセス方法やダイビングショップの写真を掲載するなどして、現場の雰囲気が伝わるページを作成しましょう。

基本的なNAP情報はもちろん、自社のコンセプトや特徴も併せて紹介しましょう。


3

ダイビング関連のキーワードで上位表示させるために必要なコンテンツ要素

ページ内のコンテンツはSEO対策の中で最も重要な部分であると言われており、しっかりと充実させたコンテンツを考える必要があります。

競合サイトのページコンテンツのチェックをすることはもちろん、ユーザーにとってわかりやすく、知りたいことがわかるコンテンツ作りをすることが重要です。


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ダイビング関連のホームページにおけるコンテンツの構成例

TOPページ
初めての方へ
ファンダイビングコース
体験ダイビングコース
シュノーケリングコース
ダイビングライセンス講習
ダイビングスポット紹介
よくある質問
新着情報
ブログ・コラム
お問い合わせ
ダイビングショップ案内
Web予約ページ


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ブログ・コンテンツ内容例

自社の内容に合った情報を発信するためにブログやコンテンツを活用しましょう。積極的なサイト内の記事更新は更新頻度が高まり、ページ(インデックス)も増えSEOにも有効です。

また、記事作成時には記事を書いた人のプロフィールやSNSを掲載しましょう。

<ブログ・コラム内容例>

「ファンダイビングとは?」
「近隣おすすめ観光名所紹介」
「○○でのダイビングの魅力」
「ダイビングにおける安全性についてのご案内」
「ダイビング旅行スケジュール例」
「ダイビング時の撮影におすすめのカメラについて」
「ダイビングで出あう海洋生物紹介」


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その他コンテンツや要素例

・ダイビングに関する道具・機材のレンタルに関するご案内をしましょう。

・ポータルサイト登録をしている場合はバナーでリンクをしましょう。ダイビングは全国各地で検索上位において【ポータルサイト】が表示されています。自社のホームページにも登録している旨を伝えるためにバナーなどでリンクさせておきましょう。
*SEO的に有効というよりは、ユーザーに安心感を与えるという目的です。


3-4

SEOの観点から注意する点

・自社ドメイン内、他のドメイン内のコンテンツと重複・コピーとなるようなコンテンツは作成しないよう注意し、オリジナルで専門性の高いコンテンツを作ることを意識しましょう。

・積極的に更新しましょう。コラムやブログの更新頻度目安は週1回です。検索エンジンもユーザーも新しい又はしっかりと更新されているページを好みます。

・Googleサーチコンソールでサイトマップを作成しましょう。検索エンジンに対してサイトマップを送信する事でサイトのコンテンツを伝達することができます。

・スマホ閲覧時でのUXを考慮しましょう。モバイルフレンドリーに対応するのはもちろん、スマホ端末での閲覧時に問い合わせページに辿り着きやすいか、利便性を重視した仕様になっているかを確認し、アップデートしていきましょう。


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ダイビングの上位サイトが貼っている外部リンクの調査

SEO対策をする上で、コンテンツの充実と同じくらい重要なことが、外部リンクの調査です。

狙っているキーワードにおいて、競合サイトが「どれくらい」「どのような」外部リンクを獲得しているかを把握し、自社ドメインとどれくらいの差異があるのかを知ることで、戦略を立てることができます。

外部リンクの情報は有料ツールなどで確認することができ、具体的に知ることができます。


例1:ダイビング業者Aのサイトの外部リンク数の推移

例2: ダイビング業者Bのサイトの外部リンク数の推移


このようにデータを確認し、外部対策における戦略も立てていくことで、総合的なSEO対策を行うことができます。


5

ダイビングのSEO以外の集客導線(リスティングやMEOを活用しよう)

本記事では主にSEO対策について扱ってきましたが、集客UPを図る上ではMEO対策やリスティング広告やYouTube動画なども考慮されておくことをおすすめします。導入検討をしやすいという観点でもダイビングショップにおいて、特にMEO対策などは今後重要になってくるかと思います。

Googleビジネスプロフィールでの発信はMAP以外の効果もあるため、まずは【Googleビジネスプロフィール】の登録をしましょう。弊社ではSEO対策のみでなくMEO対策やGoogleビジネスプロフィールのアカウント支援も行っています。ご興味がある方は、下記ページをご覧ください。

5-1

SNSを作成しユーザーとの接点を増やしましょう。

SNSでダイビングの画像や動画を発信していきましょう。投稿記事に自社のURLを掲載する事でサイトパフォーマンスも上がります。


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ダイビング系キーワードでの弊社対策例

SEO対策を実際に進める際には、ページを公開した後、各キーワードがどれくらいの順位にいるのかを計測していく必要があります。弊社では、ダイビング業者のみならず、その他様々な業種キーワードを毎日計測しており、どれくらいの推移があるのかを観測しています。

こちらは、とあるWEBサイトの「ダイビング+地名」のキーワードの順位を追ったグラフになります。


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最後に

本記事の情報がダイビング関連の企業様でSEO対策を考えている方の参考になれば幸いです。

また、SEO対策のエージェントをお探しの方は、弊社でもお力になれることがあるかと思いますので、ぜひお気軽にご相談ください。「ダイビングのSEO対策の記事を見た」とお問い合わせいただければと思います。SEO経験豊富な弊社スタッフが、ヒアリングの上、御社に合ったご提案を致します。

この記事を書いたライター

SEO施策部

SEMを軸にSEOの施策を行うオルグロー内の一部署。 サイト構築段階からのSEO要件のチェックやコンテンツ作成やサイト設計までを一貫して行う。社内でもひときわ豊富な知見を有する。またSEO歴15年超のノウハウをSEOサービスに反映し、3,000社を超える個人事業主から中堅企業までの幅広い顧客層に向けてビジネス規模にあった施策を提供し続けている。

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