【葬儀社必見！】葬儀関係のSEO対策・キーワード選定方法

SEO対策を進行していくにあたり、最初に行う必要があるのが「キーワード選定」です。キーワード選定のステップは、SEO対策においてとても重要な工程です。しっかりとしたキーワード選定を行うようにしましょう。

検索ユーザーの多くが、自分がいる地域の近くで葬儀社を探しますので、対策キーワードには必ず「地名」を入れましょう。そのため、基本的にキーワード選定のメインは【葬儀＋地名】【葬式＋地名】となります。

また、類似キーワードである【葬儀場】【葬儀社】【斎場】なども候補に入れて、キーワード選定しておくと良いでしょう。

＜葬儀・葬式のキーワード例＞
「新潟 葬式」「新潟 葬儀」「新潟市 葬儀場」「新潟市 葬儀社」「新潟市 斎場」「新潟 葬儀 評判」「新潟市 葬式 予約」

よくあるキーワード選定のミスとして、全国対象のキーワードを狙ってSEO対策をしている、ということがあります。 葬儀社ですと、「葬式」「葬儀」などの単体キーワードがこれにあたります。

キーワード選定の際は、自社の商圏範囲で絞るようにしましょう。

現在、ほとんどの葬儀社がネット集客やWebマーケティングに力を入れ始めています。リスティング広告やオーガニックの自然検索経由のネット集客は、重要な集客戦略の一つと言えます。

対象キーワード選定をする際は、キーワードツールなどを駆使してキーワードを探して精査していくことが多いですが、自社サイトの競合サイトもしっかりとチェックしておくこともおすすめです。競合がどんなキーワードで集客をしているかを把握することにより、自社サイトと比較したSEO対策を行うことができます。

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葬儀の形式は利用者の意向により異なるため、自社の対応可能な形式にあわせて形式別・種類別のキーワードを選定しましょう。

<参考キーワード例>
「家族葬」「密葬」「一日葬」「直葬」「火葬」「自宅葬」「生前葬」「樹木葬」「お別れの会」 「自由葬」など

可能な限りで宗派を対策キーワードに入れましょう。

<参考キーワード例>
「法相宗」「華厳宗」「天台宗」「真言宗」「浄土宗」「曹洞宗」「臨済宗」「日蓮宗」・「融通念仏宗」など

キーワード選定ができたら、サイト構成の策定や対象ページの選定などを行います。サイト・ページは、SEOの評価やユーザビリティを意識してしっかりと作成するようにしましょう。

SEO対策を行うにあたり、WEBサイトのページ構成で重要なポイントは以下の5点です。

葬儀の形式別にカテゴリーで分けて記載するなどしてわかりやすい記載を心掛けましょう。

葬式の流れを段階ごとに丁寧に記載しましょう。葬式後のアフターケアや相談ができるのであればその旨なども掲載すると良いでしょう。

併せてページ内に、お問い合わせページへのリンクを設置しておくとスムーズな予約が促せて良いでしょう。

また、葬儀社によっては【お急ぎの方へ】というページを作成し、緊急時の流れを添えて、問い合わせ案内ページを作成しているケースもあります。

【よくある質問】ページは、サイト訪問時にたくさん見られるページであり、ユーザーの様々な不安を払拭するための大事なページになります。よくある質問をカテゴリー別に分けるなどをして、見やすいページにしましょう。

<質問カテゴリー例>
「手続きに関して」「費用に関して」「当日までにしておくべき準備に関して」「葬儀全般に関して」「弊社に関して」など

コラムを定期的に更新する事で情報の最新性をアピールしましょう。ページ内コンテンツが定期的に更新される事で、クローラーからクロールされやすくなり、SEOにも良い影響があります。

他の葬儀場や斎場があれば一覧化し、案内ページを作成しましょう。

ページ内のコンテンツはSEO対策の中で最も重要な部分であると言われており、しっかりと充実させたコンテンツを考える必要があります。

競合サイトのページコンテンツのチェックをすることはもちろん、ユーザーにとってわかりやすく、知りたいことがわかるコンテンツ作りをすることが重要です。

TOPページ
弊社の特徴・想い
葬儀の流れ
葬儀形式の種類
料金・費用
その他オプション
よくある質問
葬儀場案内・アクセス
お問い合わせフォーム
お客様の声
新着情報
ブログ・コラム

ブログ・コラムでは葬儀に関連するトピックを掲載していきましょう。内容のポイントとしては、カテゴライズをしっかり行い、記事をまとめていくことをオススメします。

<葬式前・準備　例>
葬儀・通夜日程の決め方とは
葬儀までに必ず行うべき準備とは？
葬儀の出席範囲はどの範囲まで？
連絡方法や伝達時の対応法
喪主挨拶の内容とは？

<葬儀後　例>
葬儀後の手続き必要な手続きについて
葬儀後にやらなくてはいけない5つのこと

<マナー　例>
返礼品や香典返しの選び方やマナーや相場に関して
弔辞のマナー

<法事・法要　例>
コロナ渦における法要はどうすべきか？
偲ぶ会とは？呼ばれた際はどうする？

<用語集　例>
読経
供花
袱紗
初七日法要
菩提寺

【葬儀前後】や【マナー】【法事法要】などに分けておくことで、コラム・コンテンツが整理され読みやすくなります。また、しっかりと分けておくことで投稿する時に管理しやすくなるというメリットもあります。

・提携企業、団体があればリンクバナーを掲載しましょう。
公的な機関提携企業とのリンクを行うことで、ユーザーへ安心感を与えることができます。

・その他オプションやプランについて掲載しましょう。
利用者のニーズは様々です。自社で対応可能な範囲で、ニーズに合わせて設けたプランやオプションなどがあれば掲載しましょう。
<例>
「海洋散骨」「祭壇の種類」「お棺の種類」「お料理」「ECO火葬」など

・【終活】全般のページを作成し、コンテンツを充実させましょう。
終活は、近年多くの葬儀社のホームページ内で掲載されるようになったコンテンツです。コラムなどに入れるのも良いですが、独立したページを作成しているサイトもあります。
※大手葬儀社ではサブドメインや別ドメインで【終活】の別サイトを作成していることがあります。

・自社ドメイン内、他のドメイン内のコンテンツと重複・コピーとなるようなコンテンツは作成しないよう注意し、オリジナルで専門性の高いコンテンツを作ることを意識しましょう。

・積極的に更新しましょう。コラムやブログの更新頻度目安は週１回です。検索エンジンもユーザーも新しい又はしっかりと更新されているページを好みます。

・サイトマップを作成しましょう。検索エンジンに対してサイトマップを送信する事でサイトのコンテンツを伝達することができます。

・構造化マークアップを行いましょう。特にリッチリザルトにおいて【Q＆A】がマークアップされているとCTRが強化されます。上位のサイト程CTRを上げる工夫が必要になってきますので、マークアップを行っておきましょう。
https://developers.google.com/search/docs/advanced/structured-data/search-gallery?hl=ja

・ホームページのスマホ閲覧時でのUXを考慮しましょう。モバイルフレンドリーに対応するのはもちろん、スマホ端末での閲覧時に問い合わせページに辿り着きやすいか、利便性を重視した仕様になっているか、などを確認しアップデートしていきましょう。

SEO対策をする上で、コンテンツの充実と同じくらい重要なことが外部リンクの調査です。

狙っているキーワードにおいて、競合サイトが「どれくらい」「どのような」外部リンクを獲得しているかを把握し、自社ドメインとどれくらいの差異があるのかを知ることで、戦略を立てることができます。

外部リンクの情報は有料ツールなどで確認することができ、具体的に知ることができます。

このようにデータを確認し、外部対策における戦略も立てていくことで、総合的なSEO対策を行うことができます。

本記事では主にSEO対策について扱ってきましたが、集客UPを図る上ではMEO対策やリスティング広告やYouTube動画なども考慮しておくことをおすすめします。葬儀業界において、特にMEO対策などは今後重要になってくるかと思います。

弊社ではSEO対策のみでなくMEO対策も行っています。ご興味がある方は、下記ページをご覧ください。

SEO対策を実際に進める際には、ページを公開した後、各キーワードがどれくらいの順位にいるのかを計測していく必要があります。弊社では、葬儀社・葬儀場のみならず、その他様々な業種キーワードを毎日計測しており、どれくらいの推移があるのかを観測しています。

こちらは、とあるWEBサイトの「葬儀社・葬儀場＋地名」のキーワードの順位を追ったグラフになります。

本記事の情報が葬儀社・葬儀場様でSEO対策を考えている方の参考になれば幸いです。

また、SEO対策のエージェントをお探しの方は、弊社でもお力になれることがあるかと思いますので、ぜひお気軽にご相談ください。「葬儀社・葬儀場のSEO対策の記事を見た」とお問い合わせいただければと思います。 SEO経験豊富な弊社スタッフが、ヒアリングの上、御社に合ったご提案を致します。