SEO対策 titleタグとは

WEBサイト運営、管理、プログラミングでよく用いられる用語の中から、今回は「titleタグ」の意味や効果的な使い方について解説します。
titleタグの意味は?
titleタグを記述する場所
HTMLファイル内にtitleタグを記述する場合は、headセクションの<head>~</head>内に<title>~</title>というタグを入れます。


SEOにおけるtitleタグの効果的な使い方について
Googleが公開しているウェブマスター向けガイドライン内には、titleタグの重要性について明記されています。titleタグを設定することでGoogleがページの内容を正確に理解できるよう手助けできるため、検索順位を決定するための要因としてtitleタグを最適化することはとても重要なことだといえるでしょう。
また、Google検索結果にtitleタグのテキストが表示されます。そのため、特定のキーワードで検索したユーザーに魅力的だと思われるようなタイトルを表示できれば、ページをクリックしてもらえる確率がより高くなります。このように、SEO対策においてtitleタグが重要な役割を果たすことは明確であることからも、内部対策の重要な施策となっています。
SEOにおけるtitleタグ調整の5つのポイント
titleタグ内に設定するテキストの長さに注意
titleタグを最適化する際には、「titleタグ内に設定するテキストの長さ」に注意しましょう。
テキストが長過ぎると、検索結果のページで表示できない部分は「…」と省略文字に置き換えられてしまい、重要な箇所が表示されないことも考えられます。
そのため、設定するキーワードは長ければ長いほど良いというわけではなく、テキストの長さは「30文字程度を目安」に設定するのが効果的とされています。

狙ったキーワードを必ず含める
titleタグを設定するときには、検索結果で上位表示させたい「キーワードを含める」ことが大切です。
Googleのウェブマスター向けガイドラインにも明記されているように、検索エンジンに対してページの重要なキーワードを正確に伝えるためには、titleタグに狙ったキーワードを含めることは必要不可欠な作業といえます。
キーワードはtitleタグの前方に配置する
titleタグ内のどの位置にキーワードを含めるかも一つのポイントです。
検索結果で順位を上げたいキーワードがある場合、titleタグ内の前方にキーワードを配置したほうが望ましいといわれています。その理由は、検索エンジンを使うユーザーは検索結果に表示されたタイトルテキストを前の方から読み始めるためです。
先ほど、テキストの長さの項目でも述べたように、狙ったキーワードを後ろのほうに設定してしまうと、検索結果に表示されたときには後方部分が省略されてしまう可能性があるため注意が必要です。
タイトルが他のページと重複しないようにする
WEBサイトの中には、いくつものコンテンツやページが存在します。
そのため、titleタグを設定するときには、各ページで固有のタイトルを使うことで内容が重複しないようにします。titleタグ内に設定するテキストは、検索ユーザーに限らずGoogleの検索エンジンにコンテンツを正しく認識してもらうための重要な要素です。
同じタイトルが一つのWEBサイト上に重複してしまうと、それが原因でコピーコンテンツであると認識をされてしまうリスクが高くなります。コンテンツの量が少ない段階では目視で重複箇所を確認できますが、コンテンツが多くなってきた際にはGoogleのサーチコンソールの機能を使って重複をチェックしtitleタグの最適化を行います。
titleタグが書き換えられていないかをチェックする
titleタグに設定したテキストが、必ずしも検索結果に表示されるわけではありません。
明確な原因は分かっていませんが、中には30文字ほどのテキストをtitleタグに設定したにも関わらず、検索結果を確認したところテキストが5~6文字と大幅に短縮されていることがあります。
これはGoogleがユーザーのことを考えた時に、アルゴリズムによりタイトルを最適化しているということです。
「titleタグ」は、WEBページ内には直接記載されることはありませんが、検索エンジンの結果にはtitleタグに設定したテキストが表示される重要な部分です。検索結果をみたユーザーが一目でそのページの趣旨が分かる、クリックしたいなと思わせる読みやすく分かりやすいテキストを作る、ということも大事なことです。
そして、狙っているキーワードはtitleタグの前方に設置し、テキストの長さは30文字程度に抑えるなど、SEOを意識した内部対策を行う際には「titleタグの最適化」は必要不可欠な施策であるといえるでしょう。
以上、「titleタグ」の意味や効果的な使い方についての解説でした。