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SEO対策 2023/03/22

Google XML Sitemapsの使い方と設定方法について

【Wordpress】Google XML Sitemapsの使い方と設定方法についてのサムネイル画像です

今回はWord pressでXMLサイトマップを作成する際に役に立つプラグイン「XML Sitemaps」の使い方や設定方法について画像付きで解説します。サイトマップを送信することでGoogleのクローラーが新しいURLを発見することができるようになるため、SEO対策をおこなう際には必須の機能です。是非覚えていきましょう。

1

XML Sitemapsとは

XML SitemapsとはXMLサイトマップの作成ができるWordpressのプラグインです。

以前はGoogle XML Sitemapsというツール名でしたが、権利上の問題からツール名を「Google XML Sitemaps」から「XML Sitemaps」に変更しています。

【Google XML Sitemapsの主な特徴】

  • 最新記事の公開や更新後、サイトマップを自動生成
  • サイトマップ生成後、検索エンジンに自動通知
  • 検索エンジンにインデックスしてほしいページや除外するページを指定
  • Googleの規定に沿ったサイトマップを生成

このように自分でXMLファイルを作るのではなく、自動でサイトマップを生成してくれる便利なツールとなります。また、類似ツールの多くは英語ですが、XML Sitemapsは日本語対応しているため簡単に利用することができます。

次の項目では、WordPressのGoogle XML Sitemapsを用いて、XMLサイトマップを設定する方法をご紹介します。

2

XML Sitemapsの使い方と設定方法

2-1

「XML Sitemaps」をインストール

XML Sitemapsをインストール


▼ WordPressにログインして、以下の手順でGoogle XML Sitemapsをインストールします。

  1. 管理画面を開く
  2. 【プラグイン】をクリック
  3. 【新規追加】をクリック
  4.  検索窓に「Google XML Sitemaps」と入力して検索
  5. 【今すぐインストール】をクリック
  6. 【有効化】をクリック
Google XML Sitemaps インストール方法


名称が変わっているため「Google XML Sitemaps」と入力してもヒットしません。
「XML Sitemaps Auctollo」もしくは「Auctollo」と入力してください。

2-2

XML Sitemapsの基本設定

ここでの基本設定はデフォルトのままで良いですが、チェックを入れる項目を念のため確認しておきましょう。

STEP1. 管理画面の【設定】をクリック

STEP2. 【XML-Sitemap】をクリック

STEP3. 「基本的な設定」の3項目にチェックを入れる

  • Googleにブログの更新を通知
  • Bing(旧名 MSN Liveサーチ)にブログの更新を通知
  • サイトマップのURLを仮想 robots.txtファイルに追加

WEBサイトの更新時にGoogleとBingに通知できる他、検索エンジンにXMLサイトマップの場所を正確に伝えられるようになります。「高度な設定」は、デフォルトのままにします。

XML Sitemapsの基本設定


STEP4. 「投稿の優先順位」の「優先順位を自動的に計算しない」にチェックを入れる

自動的に優先順位が決められないようになります。検索エンジンのクロールを最適化するための設定はこの後に説明します。

XML Sitemapsの設定「優先順位を自動的に計算しない」にチェック
2-3

Sitemapsコンテンツの設定

「Sitemapsコンテンツ」では、XMLサイトマップに表示させる内容を詳しく設定することができます。

検索エンジンにインデックスしてもらいたいページを選びます。

重複する可能性があるアーカイブページやタグページなどは、チェックを外すことで不要なページをインデックスされないように促すことができます。その結果、検索エンジンのクロールが最適化されて、SEO効果につながります。

1. 「WordPress標準コンテンツ」にチェックを入れる

  • ホームページ
  • 投稿(個別記事)を含める
  • カテゴリーページを含める

2. 「詳細なオプション」にチェックを入れる

  • 最終更新時刻を含める

3. Excluded Itemsで除外するコンテンツを指定する

XMLサイトマップに掲載したくないコンテンツを登録して除外します。除外するコンテンツがない場合は、デフォルトのままで設定は不要です。

Sitemapsコンテンツの設定
2-4

更新頻度(Change Frequencies)の設定

「更新頻度(Change Frequencies)」を設定することで、予想されるページの更新頻度を指定して検索エンジンに通知することができます。

▼ 以下は、更新頻度の設定内容の例です。

  • 毎日:ホームページ
  • 毎月:投稿(個別記事)
  • 更新なし:固定ページ
  • 毎週:カテゴリー別
  • 更新なし:今月のアーカイブ(大抵は“ホームページ”と同じでしょう)
  • 毎年:古いアーカイブ(古い投稿を編集したときにのみ変更されます)
  • 更新なし:タグページ
  • 更新なし:投稿者ページ

検索エンジンのクロールを最適化するために、重要なページの項目を設定するほか、コンテンツの投稿や更新の頻度に合わせて設定します。

更新頻度(Change Frequencies)の設定
2-5

優先順位(priority)の設定

「優先順位(priority)の設定」では、WEBサイト内の他のコンテンツと比較して、相対的なコンテンツの優先順位を指定します。

「1.0=非常に重要」から「0.0=重要ではない」の範囲で選択でき、更新頻度の設定と同じく検索エンジンのクローラーに対して重要なヒントとなる設定です。

優先順位(priority)の設定
3

まとめ

今回紹介したWordPressのXML Sitemapsというプラグインを使用すると、新しい記事を公開した時に手動での作業が必要なくなり、自動でXMLサイトマップを更新できます。

また、検索エンジンに自動通知してくれる機能によりクロールの最適化が実現し、結果的にSEOの内部対策につながることから、サイトマップをきちんと設置しておくことが望ましいでしょう。

以上、「Google XML Sitemapsの使い方と設定方法について」についての解説でした。

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この記事を書いたライター

SEO施策部

SEMを軸にSEOの施策を行うオルグロー内の一部署。 サイト構築段階からのSEO要件のチェックやコンテンツ作成やサイト設計までを一貫して行う。社内でもひときわ豊富な知見を有する。またSEO歴15年超のノウハウをSEOサービスに反映し、3,000社を超える個人事業主から中堅企業までの幅広い顧客層に向けてビジネス規模にあった施策を提供し続けている。

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